『ラブライブ!サンシャイン!!』を彩る言葉

特集番外編2

2018/3/6

『ラブライブ!サンシャイン!!』を彩る言葉

(C)2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

あれは三年前の夏。
いつもの本屋で雑誌コーナーを流し見ていた筆者は、ある雑誌の表紙を二度見してから手に取った。
「あれ、これ『CUT』ですよね……!?」
カルチャー系の雑誌が居並ぶ定位置。間違いはないはず。
オレンジの地色に白抜きのロゴは、やはり『CUT』のものだ。

それが、『ラブライブ!』との出会いに恵まれた瞬間でした。

以降、2015年には『ラブライブ!サンシャイン!!』という新プロジェクトが始動。
μ’sは同年末のNHK紅白歌合戦に出場し、エンターテインメントの新しい潮流と熱を感じながら迎えた2016年。またしても『CUT』誌上で繰り広げられた大特集を、同業者として唸りながら読んだ……。

そして時は2017年。

その『CUT』から“彼”がやってきた。
そこから“彼”とともに『ラブライブ!サンシャイン!!』の世界にどっぷりと染まり、できたのが今回の特集です。
はぁ、堕天したい。

個人的な話で恐縮だが、筆者の故郷は人口3000人の漁村であることもあり、『ラブライブ!サンシャイン!!』には何度も泣かされた。
通勤電車でアニメを見ながら泣いたのは、31年の人生で『ラブライブ!サンシャイン!!』が初めてである。

今回の特集は、全22ページ。
アニメ作品単体として、弊誌がこの規模の特集を組むのは初めてのことである。
先日3月4日には、ダ・ヴィンチニュース上でメインアニメーター、藤井智之氏の作画による描き下ろしイラストの解禁をさせて頂いたが、ここではその特集内容の詳細を改めてご紹介させて頂きます。

【『ラブライブ!サンシャイン!!』特集コンテンツ】
1)Aqoursキャスト全員集合! 撮り下ろしトビラ
2)Aqoursの日常を切り取った、描き下ろしイラスト
3)コラム「ここまでの『ラブライブ!サンシャイン!!』」
4)Aqoursキャスト全員ソロ・インタビュー&撮り下ろしフォト
5)Saint Snowメディア最速インタビュー&撮り下ろし
6)作詞・畑 亜貴ロングインタビュー

Aqoursキャストへのインタビューは9人個別に行われたが、その回答には見事なまでのシンクロがあった。

中でも今回、本誌では全員に「お気に入りの本」についての質問を投げかけたのだが……姉妹役を演じている小宮さんと降幡さんのお気に入り作家が、まさかの重複!!

その話を聞いた降幡さん。
一言、「やるなぁ、有紗(笑)」。

その他にも、小宮さんが並々ならぬ幕末マニアであることが明らかになったほか、メディア最速インタビューとなったSaint Snowの佐藤日向さんは、なんとシェイクスピアを原文で読んでいるという!

そしてそして、編集部員一同驚愕の読書量を誇っていたのが、『ラブライブ!』シリーズの全楽曲で作詞を務める畑亜貴さん。
誌面では簡単にしか触れられなかったが、その創作現場について、また別途インタビューをさせて頂きたいです(懇願)。

そんな畑亜貴さんは、ユニット曲の2ndシングルではお気に入りの《微熱》というフレーズを「あえて封印しました」と明かし、その創作においては「映像を先に浮かべて詩の世界を綴る」など、日本有数の作詞家がどのようなスタイルで作品を生み出しているのか、創作論としても楽しめるインタビューとなっている。

4月には函館でのユニットライブ、6月からは埼玉・メットライフドーム2daysを含む3rdライブツアー、そしてTVアニメ2期第13話放送後に制作が発表された完全新作劇場版も大きな話題を呼んだ『ラブライブ!サンシャイン!!』。

限りなく純粋なAqoursがさらに輝く春の始まり、彼女たちの生の言葉に、誌面を通してぜひ触れてほしい。

編集K