いよいよ本日最終日! 「電子書籍アワード2012」の「読者賞」に投票しよう!

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/27

2011年の1年間に配信を開始した電子書籍の中から、みんなにすすめたいNo.1の電子書籍を決める「電子書籍アワード」。2/1よりみなさんの投票によって決まる「読者賞」の受付が開始しましたが、いよいよ本日、受付最終日となりました。

候補に選ばれた作品は下記のとおり。受付終了は本日の18時です。ぜひ「読者賞」にご投票ください!

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「文芸部門」ノミネート作品のレビュー

「大人の男」は震災といかに向き合うべきか?
被災地に暮らす作家が語る男論

伊集院静「男の流儀入門」

伊集院静/M-UP


2011年3月11日の夜。闇に包まれた東北の夜空には無数の星が輝いていたそうです。それまでに見たこともないくらいの光を放つ星空に、著者 伊集院静氏が見たものとは? その答えは本書のエピローグにあります。そこで語られる氏の言葉は、まさに被災地・仙台に暮らす当事者のものでした…

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櫻井翔&宮﨑あおい主演で映画化!
本屋大賞2位のファンタジックな医療ドラマ

神様のカルテ

夏川草介/小学館


昨年夏、櫻井翔&宮﨑あおいの豪華コンビ主演で全国公開された映画『神様のカルテ』。原作はデビュー第一作であるにも関わらず、颯爽と2010年度の本屋大賞2位を射止めて話題になった新人作家・夏川草介の同名小説だ…

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コスパ最高! 笑いと味わい深さにあふれた、
“藝”ある人間コラム

藝人春秋

水道橋博士/文藝春秋


正直言って、「水道橋博士ってなんの人なの?」とか思っていた口なのであります。コラムを読んで面白かったような記憶はあるけど、「たけしのお弟子さん」以上の印象がなかった私(恥)。数々の芸人ならぬ「芸のある人」を切り取ったこの『藝人春秋』。その鋭い切り口とユーモアに、いまさらながらに感服いたしました…

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釣ってみてわかった。
詩ってこんなに楽しく遊べるものだったんだ

谷川俊太郎の「谷川」

谷川俊太郎/ナナロク社


詩を釣り上げる、っていう発想が面白いですよね。え、何がって、この『谷川』のことです。これは、詩人・谷川俊太郎さんの詩集。といっても、ただ詩を集めたっていうだけじゃないんです。水の流れる音、鳥のさえずりをBGMに、川に流れてくる言葉を拾い上げるというしかけのアプリです…

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心静かに、でも明るくやさしい気持ちになりたいときに。手書き文字とイラストに癒される短歌集

枡野浩一短歌集 ロングロングショートソングロング

著:枡野浩一、字と絵:後藤グミ/solosolo


詩とか短歌とか素敵にたしなめる女子になりたいなーと思い続けて20うん年が経ちますが、いまだに野望は達成されておりません。ごくごくたまにピンポイントで衝撃を受けることはありますが、そもそも手を出さないので(どーせ感性が澄んでねえよとふてくされるだけなのでね)…

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「書籍部門」ノミネート作品のレビュー

インタヴューだけでなく、映像も写真もふんだんにあるファンにはたまらない1冊

イチロー・インタヴューズ

石田雄太/文藝春秋、博報堂DYメディアパートナーズ


ナマのイチローは2回見たことがあります。1回目は古い話で恐縮ですが、オリックス時代で、そのときはイチローの父、チチローに対するインタビューの仕事でした。当時、チチローは、敵サイドである3塁側(そのほうが左打者であるイチローがよく見える)に年間のシートを買って毎回観戦にきており…

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今度こそリバウンドなしの片づけに
成功するかも? あなたも魔法を試してみる?

人生がときめく片づけの魔法

近藤麻理恵/サンマーク出版


テーブルの上、ベッド脇の棚、床、とあちこち無造作に積み上げられた雑誌、本、郵便物、フライヤーにカタログ、写真等の紙類もろもろ…。ソファの上には、先週末お出かけに連れて行ったバッグ。その上に折り重なるストール、Gジャン、そしてなぜか編みかけのマフラー。--そうなんです、実は私…

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これぞiPadのための電子書籍!
パノラママガジン「panologue」

panologue_00

Northern Lights


“panologue(パノローグ)”とは、iPadを活用した新しい形態の電子マガジン。公式サイトによれば、「iPadで見る・読む・聴く“グラフ誌”」とのこと。このキャッチだけを読むと、他の電子書籍とどう違うのか? という疑問が起こりそうだが、そう思った人はとにかくこの創刊準備号をダウンロードし、起動して欲しい。おそらく誰もが、瞬時に他との違いがわかることと思う…

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手の平に太陽を観る。時空を巡る。
未知への血が騒ぐ“2011年宇宙の旅”

マーカス・チャウンの太陽系

著:マーカス・チャウン、訳:糸川洋/Touch Press


ぼくらはみんな生きている~♪~(中略)~手~の平を太陽に~♪ 透かしてみれば~♪まっかーに流れる~♪ 僕の血潮(ちしお)~♪(作詞:やなせたかしさん) iPadをタッチしながら口ずさんだ名曲が、“宇宙と地球とわたしと意識”を励起した!…

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「コミック・絵本部門」ノミネート作品のレビュー

電子書籍ならではの仕掛けと魅力。
日常にほんわか寄り添ってくれる抒情マンガ

いつも、どこかで

木川田ともみ/Plus One Digital


自分だけがひとりぼっちのような気がしてしまう瞬間に、ふとケータイを握り締める。誰かにメールをしたり電話で声を聴いたりしたいけれど、できなくて。そんなときにこそこの『いつも、どこかで』をおススメしたい。さみしいのも頑張ってるのも、きっと自分だけじゃない…

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数えるたびに“自分という奇跡”に出逢う。
おくりびとが物語る♪ いのちの紙芝居

いのちのかぞえかた

小山薫堂/千倉書房


人は生涯で、何人の人と恋に落ちるのでしょう? 何時間笑い、何粒の涙を流し、何時間キスをし、死ぬまでに、何回、愛の営みを行うのでしょう? 優しいメロディー♪で物語る薫堂さんの紙芝居。ページ毎に巡り合う普段意識しない人生の数字。そんな日常を、数えてみるとアラッ不思議!…

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46億年前の地球誕生と、生命誕生の神秘を
アニメーションで楽しめるアプリ!

ちきゅう時計

rooter


子供は好奇心が旺盛です。「これは何?」から始まり、「なんでそうなるの?」「どうしてなの?」と質問攻めです。最近の興味は「人間はどうやって生まれたの?」です。単純に赤ちゃんが生まれてという話ではなく、ニワトリと卵の関係のようにどこか始まったのか? という本気の質問なのです…

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子どもとお出かけに必携の絵本。
風を感じ、水を触れる、不思議絵本

ぴよちゃんの おともだち

いりやまさとし/学研、フィジオス


電子書籍の絵本シリーズは電子書籍ならではの機能があるので、子どもが喜びそう!と思ってダウンロードしますが、決まって私が最初に夢中になります。触ると動く、音が出るという電子書籍の機能は大人でも「触ってみたい」衝動に駆られるのですね…

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人気マンガ家27名による、
オール新作読切のアンソロジー

僕らの漫画

「僕らの漫画」制作委員会/Digital Catapult


もうとにかく豪華! な、プロ人気マンガ家たちによるアンソロジーなのであります。東日本大震災のチャリティー企画としてたちあがったものですが、そこに集ったマンガ家さんは総勢27名(ノーギャラだそう!)。ver.1~3で総数380ページ…

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