少年誌の限界を超えた!? マガジン『風夏』の過激すぎる袋とじが話題!

マンガ

公開日:2018/3/31

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『週刊少年マガジン』17号(講談社)

 2018年3月28日(水)発売の『週刊少年マガジン』17号に、『風夏』の袋とじ漫画が登場。少年誌の限界に挑んだ過激な内容で、「刺激が強すぎる」「これ本当に少年漫画か!?」と読者を騒然とさせている。

 同作は、瀬尾公治の代表作『涼風』の秋月大和と朝比奈涼風の娘・秋月風夏が、転校してきた少年・榛名優と出会うところから始まる物語だ。人付き合いが苦手な優はネット上でのやり取りを心の拠り所としており、反対に風夏はスマホも携帯電話も持っていない。2人は音楽を通じて徐々に距離を縮めていくが、ある時優の幼馴染・氷無小雪が現れ、3人の恋模様は複雑に絡み合っていく。物語の中盤では、風夏が突然不慮の事故で死亡。友人の支えで何とかショックから立ち直った優の前に、新たな少女が現れ――。

 袋とじで描かれているのは、“もしも秋月風夏が生きていたら”という設定の物語。風夏と組んでいたバンドが解散した後、受験勉強に勤しむ優とソロデビューしてトップアーティストとして活躍する風夏の姿が描かれている。2人は恋人同士であり、風夏は忙しいスケジュールの合間を縫って優の家へ。家に2人きりだと分かった風夏は、優に積極的にアプローチをかける。

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 発売日には瀬尾のツイッターも更新され、瀬尾は扉絵のイラストと共に「うっかり少年誌の限界を超えてしまいました」とコメント。袋とじを開封した読者からは「マジでエロ漫画じゃないか」「先生も編集さんもうっかり屋さんだな!(歓喜)」「これはもう『少年マガジン』じゃない…!」と、驚きと歓喜の声が続出している。

 今回の袋とじは前編となっており、次号ではさらに過激な後編が登場。“攻め”モードの風夏が優と過ごす濃厚な時間が描かれる。本編の『風夏』は現在クライマックスを迎えており、次号でついに最終回。こちらも楽しみに待っていよう。