服を“型”ごとに分けるべし! 毎日コーディネートに悩まない、効率的なクローゼットの使い方

暮らし

公開日:2018/4/1

 効率的なクローゼットの使い方をまとめた『「いつでもおしゃれ」を実現できる 幸せなクローゼットの育て方』が、2018年3月25日(日)に発売された。

「クローゼットはパンパンなのに着たい服がない」「何となく流行に流されて服を買ってしまう」「最近今まで着ている服が似合わなくなってきた」… など、ファッションには悩みがつきものだ。しかし、手持ちの服を上手く活かせずに困っている人でも、同書が紹介している「クローゼットマップの法則」を使えば自分らしいお洒落を毎日楽しめる。

 クローゼットはスタイルを美しく見せつつ快適に過ごすための「ベイシック服」と、着るだけで幸せな気分になれる「ときめく服」だけが揃っている状態が理想的。「クローゼットマップの法則」を使えば必要な枚数分の服が美しく収まっていて、取りだすだけで迷わずコーディネートできるクローゼットが作れる。

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 ポイントは「クローゼットを6つの組に分ける」こと。コーディネートの土台となる「ベイシックエリア」と、着こなしに彩りを添える「バリエーションエリア」の2つを6組に分けることで、使いやすいクローゼットになるだろう。

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 また「服を“型”ごとに分ける」ことも大切。服の組み合わせに毎日迷う理由は、フレアスカートやタイトスカート、ワイドパンツなど手持ちの服ごとに「型」が異なっているから。服の型がまちまちなので「このスカートにはこのブラウスの丈しか合わない」といった組み合わせが固定され、同じようなコーディネートをしてしまう。

 日常的に重要なのは「ベイシック1軍」と「ベイシック2軍」。2種類の服を自分に似合う型で揃えておけばどの服を組み合わせても上手くいき、バラエティに富んだコーディネートができる。

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 また、完成したクローゼットマップの服を撮影してクローゼットの扉に貼れば、扉を開けるたびに自分のワードローブが自然にインプットされるはず。

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 同書の後半では、著者がアパレルの売場づくりから培った衣類の収納方法や洋服の管理方法も伝授していく。さらに目の錯覚を利用した大人女性ならではの“美シルエット”をつくるコツやコスパの高い服の選び方、買い物計画に役立つコラムなども充実。

 著者は「40歳は女性にとって二度目の人生の始まり」と語る。新たな人生をお洒落に彩るためにも、一生使えるクローゼットを作ってみよう。必要なものだけを厳選して持っている、センスの良い大人の女性になれるかもしれない。

ミランダかあちゃん(輪湖もなみ)
ファッションブロガー・リメイクデザイナー。有限会社モナミアンドケイの代表取締役社長。大手アパレル株式会社ワールドに16年勤務し、専門店販売指導や店舗管理に携わる。ブログ「ミランダかあちゃんのスタイルレシピ」は、女性読者の圧倒的支持を得て、2018年2月時点で200万PVを突破。「にほんブログ村40代主婦ファッション人気ランキング」も、2年間PV数で第1位を継続中。自身が運営する、オンラインストア「STYLE04MARKET」(スタイルレシピマーケット)は、タンスのこやしのスカーフをリメイクする商品のみを取り扱っており、新商品は20分で完売する人気ショップ。その他、大人世代向けファッションブランドの商品企画や、ファッション誌、マーケティング情報誌への執筆もおこなっている。

※掲載内容は変更になる場合があります。