『プロフェッショナル 仕事の流儀』 で紹介された“生徒のやる気を引き出す”指導法に反響続出

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更新日:2018/4/2

 2018年3月26日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、『やる気と能力を120%引き出す奇跡の指導法』の著者・藤重佳久が登場。吹奏楽部を全国大会へと導いた彼の姿は、「同じ指導者として勉強になる」「どの分野でも参考になりそう!」と反響を呼んでいる。

 藤重が指導者として名を広めることになったのは、福岡県の精華女子高校吹奏楽部の講師を務め始めたことがきっかけ。藤重が受け持った時は部員がたったの5人だったが、やがて同部は吹奏楽コンクールの常連校にまで成長した。藤重は毎年入れ替わる部員たち1人1人と向き合い、全日本吹奏楽コンクールの金賞を10回、全日本マーチングコンテストの金賞を16回獲得。吹奏楽部としては珍しいメジャーCDデビューも決まり、発売された「熱血! ブラバン少女」は第29回ゴールドディスク大賞「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

 番組では現在藤重が音楽監督を務める長崎県の活水高校吹奏楽部を取材し、1カ月後に控えるマーチングコンテストに向けての練習に密着。藤重は指導のために専門外の楽器に挑んだり、厳しさだけでなくユーモアを交えたコミュニケーションで交流をはかり生徒のやる気を引き出している。

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 番組で藤重が語ったのは、生徒をやる気にさせるための指導法。藤重は厳しくしすぎて生徒にボイコットされた過去を打ち明け、それから指導のやり方が大きく変わったことを明かした。

 番組を見た視聴者からは、「全力の指導を全力で受け止める高校生たちに胸が熱くなった」「指導者自ら変わろうという気合いが素晴らしい」「生徒も自分から積極的に頑張っていて応援したくなる」と絶賛の声が続出。生徒からも愛される藤重の指導法は、学校や教育だけでなく会社でも役に立つ理論だ。

 活水高校吹奏楽部はマーチングコンテストの全国大会に出場が決まり、大会では見事銀賞を獲得。人を指導する立場にある人は、一度藤重の著書に目を通してみては?