イエスと言うのにやらない、スマホいじりは当たり前…部下・後輩の気持ちや行動、付き合い方が「わからん!」あなたに

ビジネス

公開日:2018/6/4

 部下や後輩との付き合い方を紹介した、『若者わからん!―「ミレニアル世代」はこう動かせ』が2018年6月8日(金)に発売される。

 同書は“ミレニアル世代”と呼ばれる、現代の若者たちを理解するための1冊。部下の気持ちや行動、付き合い方がわからず困っている人のために、コミュニケーションの方法や育て方などを解説していく。

<「ミレニアル世代」とは?>
「ミレニアル世代」は小さい頃から低成長経済下の成熟社会を生き、スマホと接して育ってきた。そのため様々な価値観が従来の世代とは異なっているのが特徴。現在この「ミレニアル世代」に手を焼いている上司・先輩・企業が増えており、今後はますます増えていくと予想されている。2018年の春から新社会人になった世代は、いわゆる「ゆとり教育」を義務教育の最初から最後まで受けた唯一の世代で、「スーパーゆとり世代」と呼ばれている。

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<「ミレニアル世代」の特徴>
・頼んだことは笑顔で「イエス」と答えるのに、やる気を見せない
・差し入れを先に上司の元へ持っていくような配慮がない
・談笑中のスマホいじりは当たり前…
・「聞き上手」も「まとめ上手」もいないから結論を出せない
・刃向かわないけど自分の意見をまったく主張しない… など

 著者の原田曜平は、「さとり世代」「マイルドヤンキー」といった言葉の生みの親。博報堂若者研究所リーダーとして15年間、1万人以上の若者と接してきた。同書ではその経験をもとに、従来の常識が通用しない「今の若者」を動かす極意が掲載されている。

「若者にはどのような対応をすれば嫌われないのか、採用できるのか、辞めないのか…」待望の“実践的・若者対策本”を是非チェックしてみよう。

<目次>
1章:若者に目を向けない企業は消えていく
2章:こんな社員に困っている! ―ミレニアル世代の特徴―
3章:好かれる上司、嫌われる上司
4章:企業が取るべき若者対策

原田曜平(はらだ・ようへい)
1977年東京都生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。2003年JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。若者研究の第一人者であり、いま最も注目を集める気鋭のマーケッター。「マイルドヤンキー」「さとり世代」「伊達マスク」「女子力男子」「ママっ子男子」など、若者消費を象徴するキーワードを世に広めた。2002年から現在にいたるまで若者研究所リーダーとして、10,000人を超える若者(大学生・社会人)と活動を共にしている。同時に、世界中で若者研究・トレンド研究をしている。著書に『さとり世代』、『ヤンキー経済』、『それ、なんで流行ってるの? 隠れたニーズを見つけるインサイト思考』、『平成トレンド史』などがある。「ZIP!」、「ホンマでっか!?TV」、「ひるおび!」など、メディア出演多数。

※掲載内容は変更になる場合があります。