DV、ギャンブル狂の父から逃げた先は…宴会場!? TVで紹介されザワついた実録エッセイ漫画

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更新日:2018/6/18

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『ほとんど路上生活』(川路智代/小学館)
(C)川路智代/エブリスタ/小学館クリエイティブ

 DV癖のある父親からの逃亡生活が綴られたエッセイ漫画『ほとんど路上生活』が、2018年6月2日(土)に発売された。

 同書は、著者・川路智代が中学生の頃に体験した出来事をもとに描いた物語。人気バラエティ番組「激レアさんを連れてきた。」で紹介され話題を呼んだ実録エッセイ漫画が、ついに単行本化された。諸事情により番組では放送できなかった衝撃の事実や、書き下ろしの4コマ漫画を多数収録している。

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(C)川路智代/エブリスタ/小学館クリエイティブ

 ギャンブル狂でDV癖を持つ父親に耐えかねた一家は、「夜逃げ」ならぬ「昼逃げ」を決行。しかし逃げこんだ先はお風呂や台所はおろか、玄関のドアすらない宴会場だった。虫との共生や容赦のない雨風、直撃する四季、次々と現れる謎のおじさん軍団など、目を背けたくなるような圧倒的現実をポップに描いた1冊だ。

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 厳しい状況下でも明るく逞しく生きる昼逃げ一家に、きっと心を揺さぶられるはず。逃亡劇の行く末を同書でチェックしてみてはいかが?

川路智代(かわじ・ともよ)
日本画+少女漫画の表現方法を追求する新人漫画家。中学生の頃の実体験をもとに描いた『ほとんど路上生活』がデビュー作となる。

※掲載内容は変更になる場合があります。