「スケール感が今までの鬼太郎と大違い」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」11話、日本に上陸した巨大な妖怪獣が話題

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公開日:2018/6/16

 2018年6月10日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第11話が放送された。今回はかつてない強敵・八百八狸軍団が登場し、「今回の狸強すぎるだろ!?」「『シン・ゴジラ』並の規模になってきた」と話題になっている。

 八百八狸軍団とは、もっとも妖力の強い刑部だぬきを筆頭に子分808匹が集結したタヌキ妖怪の集団。かつては四国を占領していたが、200年前に僧侶によって封印されていた。11話ではその封印が何者かによって解放され、八百八狸軍団が日本政府を乗っ取ろうと行動を始める。

 刑部だぬきは日本の上空に真っ赤な“第2の月”を出現させ、「逆らえばさらに恐ろしい事態が日本を襲う」と総理を脅す。目玉おやじ曰く“第2の月”は蛟龍という妖怪獣の卵で、地上に落ちたら復活して大暴れを始めてしまうというのだ。日本政府は妖怪獣の卵であることなど知る由もなく、防衛隊の攻撃で月を打ち落としてしまう。すると海に落ちた卵から妖怪獣が復活し、日本へ上陸し始めた。

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 巨大で不気味な妖怪獣に防衛隊が攻撃するシーンは、「まるで怪獣映画みたいだな」「戦闘シーンが激アツ」「スケール感が今までの鬼太郎と大違いじゃん!」となぜか映画好きから歓喜の声が続出。妖怪獣に人間の攻撃は一切効かず、最終的に総理は政権をタヌキに明け渡してしまう。

 総理はことあるごとに「万が一のことがあったら誰が責任を取るの?」「これって… 私の責任!?」と自分の責任問題ばかり気にし、日本国民のことは2の次。一方政権を奪った刑部だぬきは意外としっかり国民への説明を果たしており、「ちょっとこいつの政治も見てみたいな」「これはタヌキ政治の方が上手くいくんじゃないか?」「そのうちタヌキ支持派が出てきそう」といった声も上がっている。

 タヌキの力の源を壊そうとした鬼太郎は呪いによって石化してしまい、いよいよ日本は大ピンチ。次週、目玉おやじやねこ娘は、日本をタヌキの手から取り返せるのだろうか。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/