10人に1人がママ友トラブルに遭遇…悩めるママの本音と「ママ友」の実態

出産・子育て

公開日:2018/7/2

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 電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」が、会員を対象として「ママ友」に関するアンケート調査を実施。2018年6月26日(火)に公開された調査結果で、“悩めるママの本音”が明らかになったのでご紹介しよう。

<あなたには何でも話せるママ友はいますか? ママ友の平均人数は2~3人!>

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 子育てに悩みはつきもの。ママ友はそんなときに相談に乗ってくれる頼れる存在だ。今回の調査ではまず既婚者・子持ちの人に「ママ友はいますか?」と聞いたところ、半数が「いる」と回答していた。

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 ママ友の平均人数については「2~3人」と答えた人が一番多く、次いで「4~9人」という回答が続いている。またママ友は必ずしも同じグループ内で作るわけではなく、人によって関係性が異なるようす。グループに属さず1対1での付き合いを大事にする場合と、ある一定のママ友グループの中で行動する場合の2パターンがあり、「私は気兼ねなく話せるママ友は1人だけだからトラブルや面倒はないけど、周りのママ友グループを見ていると、合う・合わないが出てきて大変そう」(35歳/専業主婦)という意見も。

<ママ友との話題は「教育や子どもに関する悩み」がトップ>

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 ママ友とどんなことをするか調査した結果を見ると、幼稚園のお迎え時などでの「立ち話」や「メールやSNS上でのやりとり」が多いよう。「その他」と答えた人の中には子育てに協力し合っている人もいるようで、「自分の体調が優れないとき、習い事の送り迎えをお願いしたりする」(31歳/専業主婦)というコメントが上がっていた。また「近所の児童館や公園で、子どもと一緒に遊ぶ」(32歳/会社員)、「子育て支援センターで、子どもを見ながら世間話」(33歳/専業主婦)など、ママ友と一緒に子育て支援センターや児童館を利用する人も多い。

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 ではママ友は普段どんな話をしているのだろうか? アンケートでは「教育・子どもに関する悩み」という回答が大差をつけてトップに。仕事の悩みを相談する人もいるようで、「その他」と回答した人からは「職場復帰の仕方やタイミングなど」(29歳/会社員)、「仕事と家庭の両立についての悩み」(44歳/会社員)などの声が上がっていた。その一方「自分自身の友達とは別物。ママ友とはママ友特有の付き合い方があると思う」(47歳/専業主婦)といった意見もあり、ママ友と友達は別物と考える人が多いことも窺える。

<仲間外れ、嫌がらせ… ママ友とトラブルがあった人は10人に1人!>

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 まだ子どもがいない人が気になることといえば、やっぱりママ友とのトラブル。しかし実際にトラブルになったことがあるか質問してみると、トラブル経験者は約10人に1人とごく少数。具体的なトラブル内容としては、「自宅を無料の託児所代わりに使われそうになった」(36歳/専業主婦)、「ママ友の家に子どもを連れて何人かで遊んでいたら、呼ばれていない親子が涙ながらに乗り込んできた。結局お願いされてその子どもも一緒に遊んであげたが、楽しい雰囲気が台無しになった」(42歳/会社員)、「ある日突然、一人のママ友から無視されるようになった。一緒に遊びに行ったりするほど仲が良かったのに、理由はわからず」(40歳/パート)といった声が上がっていた。

<それでもママ友が必要だと答えた人は、子どもあり67%・子ども無し46%>

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「トラブルに巻き込まれるくらいなら、ママ友なんていらない!」と考える人も多いかもしれない。そこでママ友の必要性について聞いてみると、子どもがいる人といない人で回答に差が出る結果に。「ママ友は必要」と回答した人の割合は子持ちの人で67%、「子ども無し」の人で46%となっている。

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 また「ママ友が必要だと思う理由」についても質問。こちらは子持ちかどうかによってあまり回答結果に差が見られず、トップは「情報交換ができる」という回答に。

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 ママ友不要派の意見も聞いてみると、子持ちの人からは「揉めたときに面倒」「子どもも関係するので距離感が難しい」という回答が最も多く上がっていた。

<ママ友との付き合いで気をつけていること… 意外にも「自慢話を控える」がトップ!>

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 付き合い方次第ではトラブルに巻き込まれることなく、ママ友たちと良好な関係を築けるはず。ママ友との付き合いで気をつけていることを尋ねてみると、「自慢話は控える」がトップという結果に。「その他」と回答した人からは「不妊やお金の話など、相手がされて嫌な話題を出さないようにする」(28歳/パート)、「子どもがお世話になったときは、必ず当日にLINEでお礼。仕事が休みで自分が動けるときは、子どもたちを誘って出掛けたり… いつも周りに頼りっぱなしなので、動ける時は積極的に動くようにしてます」(37歳/会社員)といった意見が上がっている。気遣いや助け合いの気持ちが、人間関係そのものを円満にする秘訣のようだ。

<ママ友問題に悩んだら… ママ奮闘のおススメ漫画を教えて!>
 もしママ友たちとの人間関係に悩んだら、漫画を読んで気分転換するのも一つの手。そこで育児に奮闘するママやパパを描いたおススメ漫画を紹介しよう。

革命的な面白さの新世代育児エッセイ。漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり。息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになってしまうはず。

妻を亡くし、1人で娘の子育てに奮戦する数学教師・犬塚(いぬづか)。料理が苦手で小食で味オンチな彼は、ひょんなことから教え子・飯田小鳥(いいだことり)と一緒にごはんを作って娘と3人で食べることに。月刊『good! アフタヌーン』誌上で連載開始当初から話題沸騰。愛娘&女子高生と囲む、両手に花の食卓ドラマが開幕する。

榎木家にはママがいない。パパはやさしいけど忙しいから、小さい実の面倒を見るのは拓也の仕事…。らがぴーの子どもパラダイス!

 ママ友について悪いイメージを持つ人もいるかもしれないが、情報共有や困ったときの助け合いなどメリットも多いはず。孤独になりがちな出産・育児こそ、心を許しあえる仲間を見つけて協力し合おう。

■調査概要
調査時期:2018年2月28日(水)~2018年3月1日(木)
調査方法:インターネット調査
調査人数:2,102名(女性:1,987名 男性:115名)(既婚者:1,292名 未婚者:810名)
調査対象:めちゃコミック会員
※めちゃコミック調べ

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