ローカルテレビ局の“リアル”を描く! 佐々木倫子『チャンネルはそのまま!』ドラマ化に期待の声

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更新日:2018/7/9

 佐々木倫子の『チャンネルはそのまま!』が連続ドラマ化することになった。北海道テレビ放送(HTB)の開局50周年を記念して制作が決まったもので、ネット上では「間違いなく面白いドラマになる!」「早くもワクワクが止まらない」と期待の声が続出している。

 同作は札幌のローカルテレビ局を舞台に、“バカ枠”で採用された主人公・雪丸花子が繰り広げる痛快コメディ。警戒心を抱かせない性格で周りを巻き込んでいく花子に振り回されるテレビ局員たちの日々が描かれる。原作は2008年から2013年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載され、当時「ローカルテレビ事情がリアルすぎる」と大きな話題を呼んでいた。

 連載当初からHTBが全面協力しており、普段はあまり注目されることのない編成や営業、技術の担当者までもが体験談や北海道のテレビ事情について作者の取材を受けていたそう。そのため漫画に登場する社屋や正面玄関、スタジオ、報道部などの背景はHTBをモチーフに描かれている。

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 そんな“縁”もあってか、今回のドラマはモデルとなったテレビ局舎がそのまま実写化で使われる。ちなみにHTBは2018年9月に札幌の中心部に社屋を移転するため、これを機に旧社屋となる建物をまるごとドラマのセットにしてしまうらしい。

 また制作スタッフには総監督として「踊る大捜査線」シリーズの本広克行。そして「水曜どうでしょう」のディレクター・藤村忠寿と嬉野雅道が名を連ねている。ファンからは「こんな大物タッグで面白くならない訳がない!」「歴史に残る名作の予感がプンプンしてる」「めちゃくちゃ興奮するわ」と反響の声が続出。

 地上波では北海道地区のみ放送予定だが、Netflixでも独占配信される。今後の続報にも期待していよう。

■HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」
放送開始:2019年3月
原作:佐々木倫子
総監督:本広克行
監督:藤村忠寿、木村好克、山本透 ほか
脚本:森ハヤシ
公式サイト:https://www.htb.co.jp/channel/