「海の描写が今からワクワク」五十嵐大介『海獣の子供』アニメ映画化に期待の声

アニメ

公開日:2018/7/31

 五十嵐大介の漫画『海獣の子供』が、長編アニメ映画化することが明らかになった。原作ファンからは、「これ絶対面白いやつじゃん!」「海の描写がどのように描かれるのか今からワクワク」と早くも期待の声が上がっている。

『海獣の子供』は第38回日本漫画家協会賞優秀賞や、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。さらに第12回手塚治虫文化賞にノミネートを果たすなど高い評価を得ている。原作は“海を舞台とした生命の秘密”をテーマにし、圧倒的な画力と繊細な描写で人と自然世界の繋がりを描いた作品。夏休みに友人とトラブルを起こしてしまい行き場をなくした少女・琉花は、海を自由自在に泳ぐ1人の少年“海”と出会う。さらに現れたもう1人の少年・空。海と空がジュゴンに育てられたと知った琉花は、出会ってから不思議なことが起こり始めたと気づく。そして3人は海中でジンベエザメが光となり消える姿を目撃。その直後に空の体が突然光り始めて―。

 映画の制作は「マインド・ゲーム」や「鉄コン筋クリート」でお馴染みの「STUDIO4℃」が担当。数々の名作を世に送り出したスタジオにネット上では、「この作品にこのスタジオって最強すぎない!?」「鉄コンと同じ所ってことは神映画間違いなしじゃん!」「映像化は無理だと思ってたけど、このスタジオなら安心できるwww」といった声が。

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 作者の五十嵐はTwitterに、「『海獣の子供』アニメ映画化していただくことになりました! どんな作品になるのか楽しみ!」とのコメントと共にメインキャラクターの琉花、海、空のイラストを公開。ファンからは「人生でいちばん感動した宝物のような作品です」「独特のタッチや色彩感覚や物語の間、上手く再現出来るのか。それともアニメーションならではの仕上がりになるのか期待!」「3人並んだ絵が凄く可愛い」「水や海中の表現がどうなるか楽しみです!」と喜びの声が上がっている。

 映画放映日はまだ未定のようす。映画公開までは、原作を読みながら続報を待とう!

■タイトル:『海獣の子供』
原作:五十嵐大介「海獣の子供」(小学館・IKKICOMIX/全5巻)
(C) KaijunoKodomo Committee
(C)五十嵐大介/小学館
公式サイト:http://www.kaijunokodomo.com/