「新人だとは思えない…」19歳で手塚賞準入選! ジャンプ特別読切『DANNY’s RADIO』に大反響

マンガ

公開日:2018/8/3

 2018年7月30日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』35号に、特別読切『DANNY’s RADIO』が掲載された。この特別読み切りに「内容濃いし深くて読みやすい!」「普通に連載してほしい!」と絶賛する声が上がっている。

 同作の作者・チッチーズは、弱冠19歳で第95回手塚賞準入選を果たした期待の精鋭。今回は31ページにも及ぶ大ボリュームで同号に掲載された。

 物語の中心人物は国内一のラジオコメディアン・ダニー。ラジオ放送で国民を元気づけていたが、戦争が始まり軍からラジオ放送を中止させられてしまう。しかし、ダニーは国民の笑顔を取り戻すべく、もう一度マイクの前に向かうのだが―。

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 作中には「戦争はなダニー、科学や法律は進化させるかもしれんが文化は殺すよ」「良い喜劇には少しばかりの悲劇が付きものだ」といったセリフが登場。この考えさせられる言葉の数々に、読者からは「セリフ選びが深すぎる… 要チェックの逸材だな」「言葉のチョイスが新人だと思えないぐらい上手い!」「今まで読んだ読み切りマンガで一番好み」「グッときてしまったから今からファンレター送ってくる!」「ダニーの健気さに思わず泣いてしまった…」といった声が続出。

 読み切りの前ページではチッチーズのプロフィールを紹介。プロフィール内で好きなマンガとして、『ONE PIECE』『僕のヒーローアカデミア』『よつばと!』といった作品を挙げた。「確かにコマ割とか影響されてるかも」「胸が熱くなる作風なのはワンピとヒロアカの影響かな?」「立ち向かう男のカッコよさってのがバックボーンとしてありそう」と推測する読者も。

 また担当編集はプロフィールページで、「普段淡々としているのに、作風には情熱滾る人間ドラマへの意思を感じます」とチッチーズの印象を語っている。そんな熱い作者が描いた読み切りをぜひ一読してみては?