アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」21話、妖怪同士の友情に「なんだか胸がほっこりした」と感動の声

アニメ

公開日:2018/8/25

 2018年8月19日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第21話が放送された。孤独な妖怪同士に生まれた友情の物語に、「なんだか胸がほっこりした」「久々に平和なお話だったね」と感動の声が相次いでいる。

 今回の主人公となるのは、火の妖怪・たくろう火。たくろう火は触れたものすべてを燃やしてしまうため、友達のいない孤独な日々を過ごしていた。そんなたくろう火に目をつけたねずみ男は、たくろう火を言いくるめて遊園地に新しいアトラクションをオープン。火を使ったアトラクションは瞬く間に話題を呼び、多くの人が押し寄せる人気スポットに。

 ある日、夜の遊園地を探検していたたくろう火は“ピグ”と名乗るロボットと遭遇。2人はすっかり仲良くなり、夜な夜なお客さんの前に出る練習を重ねる。しかしねずみ男はたくろう火のアトラクションをリニューアルするため、ピグが活躍しているステージをつぶす計画を立てていた。

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 ピグが壊されることを知ったたくろう火は、ねずみ男に対し「お前なんかもう友達じゃない!」と大激怒。ピグの元へとへ駆けつけるが、ピグは目の前でプレス機に潰されてしまった。怒り狂ったたくろう火は人間たちを襲い始め、駆けつけた鬼太郎の攻撃も効かず大暴走。するとなぜか近くにいた雨降り小僧が雨を降らせはじめ、雨はたくろう火を弱らせていく。

 「ごめん」とつぶやき立ち去ろうとする雨降り小僧の背中に、たくろう火はピグの面影を感じ取る。実はピグの正体は雨降り小僧で、ロボットはただの着ぐるみだった。たくろう火は「君までいなくなったら僕はまたひとりぼっちだ!」と雨降り小僧を引き留め、2人の友情は復活。視聴者からは「なにこれ、2人とも可愛い!」「火と水ってある意味相性抜群なんだね」「いいなぁ妖怪同士の友情」「めちゃくちゃ癒されるいいお話だった」と好評の声が上がっている。

 ねずみ男はたくろう火の暴走に巻き込まれボロボロになってしまうが、「自業自得でしょ」「大体全部ねずみ男のせい」「これでもどうせ懲りないんだろうな…」と視聴者からは冷たい声が。これはこれでねずみ男らしい結末を迎えたと言えるだろう。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/