中村倫也さんの「表現」にしびれる!

特集番外編2

2018/10/6

中村倫也さんの「表現」にしびれる!

編集M

 今月の第2特集は「中村倫也の表現」と題し、その変幻自在度が話題になり、いま注目を浴びる俳優・中村倫也さんの「表現の魅力」に迫る記事を制作させていただきました(表紙も飾っていただきました!)。

 そして今月号から本誌では、エッセイ連載「中村倫也のやんごとなき雑談」がスタートします。

 ありがたいことに、自分が出した企画で先月から来月号まで特集を3連続で担当させていただいておりまして、昨年は『いのちの車窓から』や『騙し絵の牙』という大きな書籍も担当していたので、ギラついた書籍脳から雑誌脳への思考チェンジが日に日に加速&暴走していく一方、加えて、新作長編の準備やら、まだ言えない別のお仕事もろもろを同時並行で作業しており……。

 仕事ってすっごく楽しい。けれど毎日、深夜帰宅で一切休みがない(涙)。という日々を8月、9月は送っておりました。

 そんな中、中村さんのマネージャーさん(マネつぶでおなじみ!)が私をLINEで癒してくれたり(優しい……)で、今特集ですが、そんな素敵なマネージャーさんのご尽力のおかげで、お忙しい折に何日にも分けて取材や撮影のお時間を長時間頂戴し、そして何より中村さんご本人様にも多大なるご協力をいただき、だからこそ多彩なコンテンツを制作できた次第です。

 皆様には頭が下がるばかりでございます。改めて、御礼を申し上げます。ありがとうございました。

 ちなみに、「表現」と題するにあたり、誌面をめくるたびに中村さんの変幻度を見せたい、という自分の中でのコンセプトもありまして、企画ごとにカメラマンさんもすべて別の方にお願いしたり、デザインや構成としても前半は甘く明るく、後半はクールなクリエイティブ感を、と意識しています。

 また今特集にて特筆したかったことの一つに、<作家・彩瀬まるさんに中村さんという俳優からイマジネーションいただき、彼を主人公にあてがきした短編を創作していただく。またその文学世界を中村さんに演じてもらってグラビアで魅せる>という企画がございまして。その撮影中にて、「こわい……」と思うくらいに、俳優・中村倫也さんの「表現の凄み」を拝見したことがございました。

 物語では主人公の感情が、この6ページ内で変化していくのですが、1見開き目→2開き目→3見開き目と、中村さんの目の印象がまるで違うのです……。現場でスッと“「俺」”に入っていく瞬間を、その撮影を間近で拝見していて、私は背中がぞわっとしました。

「この人に、痺れる」という瞬間を味わいました。ぜひ誌面をご覧になってくださいませ。中村倫也さんの素晴らしき「想像力と表現の軌跡」をたどってほしいです。

 そして、エッセイ連載が今号からスタートいたします。来月号の原稿をいま、まさにやりとりさせていただいたいる最中でございますが、連載を担当していくと特に芸能で活躍されている、才にあふれた著者って、どこかで一線超える、抜ける、という原稿があるように勝手ながら感じておりまして。

 早くも、来月号の第3回目原稿でそれにチャレンジしてもらっており、(良い意味での)えぐい、どストレートな原稿を手元に頂戴しております。手練手管、というより感覚で書いて下さったのかな?という、それは1・2回目とはまた土台から違うそんなエッセイです。

 基本的にエッセイを担当する際は、ひとつでも多く作家の自信になるような素敵な言葉を持ちたい、その言葉から(勝手に)伸ばしていってもらおう、とやってきたぬるいタイプなので、容赦なく原稿に赤字を入れている今の自分は、実は編集者としてもチャレンジング中でもあります。

 心折れたらどうしよう……(むしろ私も)、と悩みながら向き合っていますが、いまいま現在進行形、中村さんの文才を感じまくっております。その語彙力、中村節、どこで身に付けられたのか。

 ですので、来月号もぜひ読んでいただきたいです。そして、きっと今後も進化し続けるであろう、中村倫也さんの「文章の表現」にも注目してくだされば幸いです。

 書籍化できるその日まで、何卒よろしくお願いいたします。