『温泉むすめ』in松山をレポート!道後泉海役の篠田みなみ「ずっとここにいたい!」

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更新日:2018/10/25

 温泉をモチーフとした地域活性クロスメディアプロジェクト『温泉むすめ』。そのイベント「SPECIAL YUKEMURI FESTA in 松山(道後)」が、9月30日(日)、松山サロンキティで開催された。

このイベントには道後泉海役の篠田みなみさん、あしずり星役の大空直美さん、祖谷メグリ役の長久友紀さん、鈍川まなみ役の小原莉子さん、塩江修子役の田辺留依さんの5人が出演。2回にわたって行われたイベントの内、ここでは2部の模様をお届けする。

楽屋にて。左から大空直美さん、小原莉子さん、篠田みなみさん、長久友紀さん、田辺留依さん。

 公開録音コーナーはクイズ「四国を勉強、温泉むすめ検定」からスタート。賞品がタルトということで、ダジャレ好きの田辺さんは早速「タルトをゲットするために、やっタルト!」と小ボケを挟む。その田辺さんはクイズでも大活躍。祖谷温泉のモノレールが持つ4つの世界一記録に関するクイズで「モノレールにも乗れーる」とボケると、担当温泉の塩江温泉で夏の始まりに行われる祭りの名前に関するクイズでは「ホタル」と一発回答。「もっとボケればよかった」とコメントする余裕も見せつつタルトを頬張った。

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 続いては1部で披露した道後泉海のソロ曲『うぇるかむ to ONSEN!!』に関する記者会見ということで、大空さんが司会、ほかの3人が記者となって質問攻めに。当初は同曲の「全国の温泉地をアピールする」というコンセプトについてやり取りしていたものの、記者のテンションがエスカレートして松山らしく俳句の5・7・5の17音で回答を求め始める。「一六分けしている男性についてどう思う?」「松山城でリフトに乗っておけばよかった、と思ったときの心境は?」など不思議な質問が続く中、田辺さんによる「入浴時間の長い女性のこと、男性は苦手ですか?」という最後の質問に篠田さんは「ポカポカな 温泉むすめ 大好きよ」と返答。見事な返しに大きな拍手が送られた。

 朗読劇「みみぽか温泉物語」では、イベントに臨むにあたって四国メンバーならではの演出を考えることになり、篠田さんは『青春サイダー』の替え歌『青春みかん』を歌唱。和やかな雰囲気で公開録音を終え、ライブの準備のために全員でステージを去ろうとしたところでタルトを食べ続ける田辺さん。そんな彼女に篠田さんから「団体行動!」と鋭いツッコミが入り、フロアからは持て囃すように「リーダー!」のコールが連呼された。

 ライブは『咲かせよ 沸かせよ バンバンBURN!』で盛大に開幕する。ハートの中に坊ちゃん団子が重なるメンバー考案のオリジナル振り付けでファンの心を掴むと、清楚をテーマにしたという新衣装の紹介を挟んで『未来イマジネーション』『未来の彼方』と畳み掛ける。ダンサブルな道後泉海のソロ曲『うぇるかむ to ONSEN!!』で篠田さんが「ほっこりチョイナ」のコールアンドレスポンスを成功させると、ラストの『青春サイダー』ではステージとフロアでタオルが乱舞。特に、今治タオルが大好きな鈍川まなみ役の小原さんは弾けるような笑顔を見せていた。

 最後の挨拶で長久さんは「松山に来られてよかったし、みんな無事で何より」と当日の悪天候に触れて会場を笑わせると、ゲーム『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』第1回総選挙で祖谷メグリがグループ未所属部門1位を取ったことに感謝を述べて涙を滲ませる。篠田さんは『温泉むすめ』で初めてセンターを務めたこと、道後の町を楽しんだこと、そして四国メンバーの仲の良さを語った上で「また道後に来るぞ!」と力強く宣言。恒例の「チョイナ!」コールでイベントを終え、5人揃ってマイクオフで「ありがとう」と感謝を伝えても、まだ帰りたくない様子で、篠田さんは「ずっとここにいたい!」と叫び、深々とお辞儀をしながら退場していった。

なおイベント中には『温泉むすめ』の新情報として、10月28日(日)開催される「SPECIAL YUKEMURI FESTA in KOBE Vol.3」の前日に「有馬温泉キャストトーク&第4回関係者トーク」を開催すること、12月22日(火)開催の4thライブでAKATSUKIが新曲を披露することが発表されている。

取材・文=はるのおと 撮影=山本暁

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