「あれを映像で表現できるの!?」史上初の直木賞&本屋大賞W受賞作『蜜蜂と遠雷』映画化が話題に

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2018/11/3

 恩田陸がピアニストの世界を描いた『蜜蜂と遠雷』が、実写映画化されることが決定。「あれを映像で表現できるの!?」「どんな音楽が奏でられるのか楽しみ」と話題になっている。

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 国際ピアノコンクールを舞台に、亜夜、明石、マサル、塵(じん)という世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦、才能、運命、そして成長を描いた本作。かつて国内外のジュニアコンクールを制覇するも、13歳のときに母を亡くし、「ピアニスト」になることから長らく逃げてきた元天才少女、亜夜。社会人となり妻子を持ちながらも夢を諦めきれず、最後のチャンスと決意してコンクールにエントリーした明石。音楽エリートとして超名門音楽院に在籍し、優勝候補最有力の重圧に挑むマサル。そして、今は亡き世界最高のピアニストが遺した謎の少年・塵。まったく異なる境遇にある4人の天才ピアニストたちが国際コンクールでの熾烈な戦いを通して、互いに刺激し合い葛藤し、そして成長を遂げ“覚醒”していく――。

 原作は第156回直木賞と2017年度の本屋大賞をダブルで受賞しており、読者からは「クラシックに関しての知識なんて全くないのに音楽が聞こえてくるようだった」「音楽を言葉で表現する巧みさに脱帽」「魂を揺さぶられるほど衝撃的で美しい作品」と絶賛の声が続出。映像化は不可能とも言われていた作品だが、映画化の知らせには「あの熱量をそのまま映像化してほしい!」「原作を読み返してから見なくちゃ」と歓喜の声も寄せられた。

 映画では、亜夜を松岡茉優、明石を松坂桃李、マサルを森崎ウィン、風間を鈴鹿央士が演じることも明らかに。鈴鹿は100人を超えるオーディションで選ばれた新星の役者なのだが、監督・石川慶は彼の演技を「塵そのものだ」と称賛。塵の謎めいたキャラクターや、見る者を圧倒するすさまじい演奏技術をどう演じるのか期待が寄せられている。

 実写化にあたって恩田は、「完成した映画を観て、“参りました”と言う準備は今からできている」とコメント。公開は2019年秋を予定しているので、続報を心待ちにしていよう。

■映画「蜜蜂と遠雷」
公開:2019年秋
原作:恩田陸
監督:石川慶