村上春樹の海外進出のきっかけを作った伝説の編集者他のトークイベントや文豪の魅力満喫のバスツアーなど――「国際文芸フェスティバルTOKYO」開催!

文芸・カルチャー

2018/11/6

 2013年~2016年開催の「東京国際文芸フェスティバル」のマインドを継ぐ「国際文芸フェスティバルTOKYO」(主催:文化庁、一般社団法人リットストック)が、11月22日(木)〜25日(日)をコア期間に開催する。

 本フェスティバルでは、海外・国内の文芸作品の魅力を、さまざまな切り口で紹介。国内外の本に携わる人、読者の交流を通して日本の読書界・出版界の活性化に寄与することを目指しているという。

 主催イベントとしては、5つのテーマを設けており、同時期開催の「ヨーロッパ文芸フェスティバル」も招待イベントとして連動、加えて、一般参加のサテライトイベントも数多く開催される予定だ。会場は、神保町にできたばかりの日本出版クラブビル日本近代文学館国文学研究資料館など。無料企画も多数あり、現在、参加者募集中。さまざま側面から文芸に触れる文芸フェスで読書の秋を満喫しよう。

■主催イベント

●国際イベント「国境・言語を超えるブンガクとは? 」
~伝説の編集者・翻訳者が語る、世界文学が生まれる現場~
11月22日(木)19:00~  日本出版クラブビル 3Fホール

「ニューヨーカー」誌で長年フィクション担当編集者を務めたリンダ・アッシャー。村上春樹の海外進出のきっかけをつくったエルマー・ルーク。伝説の編集者・翻訳者の豊富な経験から、ここでしか聞けない、とっておきの話を作家・小野正嗣氏が引き出します。


 

●第1回 未来の文学館会議
~人と本の距離を縮める場所のつくり方~
11月24日(土)12:30~16:00  日本近代文学館

「第一回未来の文学館会議」が開催!北海道立文学館名誉館長の池澤夏樹さんをはじめ、各地の文学館の皆さん、世界文学の相互交流に携わってきたケイト・グリフィン女史、マーティン・コルソープ氏が集い、人と本の距離を縮める場所のつくり方について語ります。

 
●【豪華老舗弁当付】明治150年記念 
明治の文豪の魅力再発見バスツアー&講談トーク

11月24日(土)9:30~18:00 バス車内(集合は9:15 東京駅・日本工業倶楽部会館前)

懐かしき昭和のレトロバスに揺られて、まずは文京区立森鴎外記念館へ。移動の車中は講談師・神田陽子による「文豪の魅力を再発見する講談トーク」を楽しみ、お昼は谷崎潤一郎も愛した京料理の老舗「たん熊」のお弁当。その後は国文学研究資料館の「地獄に響く声」イベントに合流します。丸一日、この国の歴史ある文学に浸る贅沢ツアーです。

 
●地獄に響く声
~信仰と創作について考える~
11月24日(土)14:00~18:00 国文学研究資料館

ロバート・キャンベル氏が館長を務める国文学研究資料館。その特別展示「祈りと救いの中世」と連携し、文芸において〈死後の堕地獄への恐怖〉がいかに表現され、信仰によって〈地獄からの救済〉がどのようにもたらされているかについて、研究者を交え座談会を行います。豪華なゲスト7名にも注目ください!

 
●土地とアートと白樺派 -グルメの楽園・山梨の美味-
12月1日(土) 12:30~ レストラン「素透撫」(山梨県北杜市)

キャロライン・ケネディ元駐日大使のエグゼクティブシェフ・マリベス・ボラーが腕をふるい、山梨の土地と文学に思いを馳せるイベントを開催! こんな特別な機会は二度とないかも。

 

■話題のサテライトイベント

●たちばな書店 presents 「三浦しをん(著)『舟を編む』」読後会
11月12日(月)19:00~21:00 (EXILE mobile会員限定)

課題図書『舟を編む』の著者である三浦しをんをゲストに招いて、たちばな書店初となる読後会を開催。この本を通してたくさんの方々と多様な読み、価値観を交換・共有することを目的としています。

 
●外国語で読むこと、読まれること
異言語が広げる創造と思考の地平
11月22日(木)13:00~14:30 津田塾大学 小平キャンパス 特別教室

「海外で自作が翻訳され、多言語で読まれることを作家自身はどんなふうに感じているのか」――国際的な作家として活躍する平野啓一郎氏に、各種文芸フェスティバル参加などの経験談を交え、異言語が創作やキャリアにどう関係してきたかを、翻訳家の鴻巣友季子氏がお聞きします。

 
●どうしたら世界に向けて本を出版できるのか?
田口ランディ&近谷浩二の世界友情計画
11月23日(金・祝) 16:00~17:30 アトムCSタワー アトムリビンテック

「どうしたら世界に向けて本を出版できるのか?」「世界の出版はどんな情況で、世界の作家は何を考えていて、世界に出て行くと何が起きるのか?」――14年以上、ともに海外を見据えて活動をともにしてきた両氏が語り合う。

 

ほかにも、魅力的なサテライトイベント多数

 

<国際文芸フェスティバルTOKYO 開催概要>
■期間:2018年11月22日(木)〜25日(日)をコア期間とした前後一カ月程度
■会場:日本出版クラブビル、日本近代文学館、国立国文学研究資料館 ほか
■主催:文化庁、一般社団法人リットストック
■運営:一般社団法人リットストック
■申込方法:公式サイトより受付中。
■WEB:http://ifltokyo.jp/ ■一般問合せ:info@litstock.jp