総数256作の頂点!! TSUTAYA書店員レコメンド作『もう一度、君に恋をするまで。』

文芸・カルチャー

更新日:2019/2/1

※「ライトに文芸はじめませんか? 2019年 レビューキャンペーン」対象作品

『もう一度、君に恋をするまで。』(著:早迫佑記/刊:スターツ出版)

「TSUTAYAが『本との出会い』を変える。」をコンセプトに、復刊・既刊・新刊の3つの切り口で「本当に面白い」「改めてお客様に手にとっていただきたい」とTSUTAYA書店員が自信を持ってオススメする”プロデュース文庫”。その中から新刊『もう一度、君に恋をするまで。』(早迫佑記/スターツ出版)が2018年10月28日(日)に発売された。

「後悔できない、二度目の初恋――。奇跡は、未来を、運命を、変えるのか。」

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 主人公の月島美麗は、高校1年生のクリスマス、密かに思いを寄せていた同級生の藤倉羽宗が音楽室で別の女の子と抱き合っている姿を目撃してしまう。藤倉のそばにいたい一心で猛勉強をし、同じ難関校に入学までしたのに……。そんな失意に暮れる美麗の前に、謎の老婆が現れた。1年前に時を巻き戻してやろうと手を差し伸べてくる老婆に対し、引っ込み思案な性格と一緒に運命をも変えてしまおうと過去に戻る決意をした美麗だったが……。

 原題『魔法が解けた、その後も』で、エントリー作品総数256作の中から「小説家になろう×スターツ出版文庫大賞」の大賞を受賞した本作は、TSUTAYA書店員らがレコメンドするのも納得。「後悔ばかりだった恋をやり直す機会を手に入れた女の子が、かつての自分を見つめ直しながら成長していく、そんな物語となっています。彼女が選択する未来を、温かく見守っていただけたら嬉しく思います。」と著者・早迫本人もコメント(「ケータイ小説サイト 野いちご」より)。イラストレーター”げみ”による美しくもミステリアスなカバーイラストを目印にTSUTAYAなどでぜひ探してみてほしい。