人気声優たちが巻き起こす、 90分すべてアドリブの即興劇「AD-LIVE」特集

特集番外編2

2018/11/6

人気声優たちが巻き起こす、 90分すべてアドリブの即興劇「AD-LIVE」特集

編集T

 ちょうど一昨年の今ごろに『ダ・ヴィンチ』で「男と、本。 ~声優編」という特集を組ませて頂いたのですが、そちらで「男が“創造”を刺激されるとき」というテーマで鈴村健一さんにご取材をさせていただきました。そこで伺ったのが「AD-LIVE(アドリブ)」について。「90分すべてアドリブの即興劇」という唯一無二の企画性や、これを成功に導いた鈴村さんのプロデュース力に度肝を抜かれ、めでたく「AD-LIVE」の虜になりました。それから2年。こうして、10周年の節目に大きな特集を組むことが出来、ひとりのファンとして感無量です。ありがとうございます……。

 個人的に「AD-LIVE」には大きくふたつの魅力があると思います。ひとつは、言わずもがな、舞台上で紡ぎだされるお芝居の面白さ。「演じる」と同時並行で物語を「生み出していく」というライブ感と、それを実現させる出演者の方々の表現力に圧倒されます。もうひとつが、「組み合わせが生む化学変化」ではないでしょうか。個性と個性の激しいぶつかり合い。時に読み合い、時に相手の裏をかき、時には舞台上で優しくなったりもする。究極の属人性が生み出す、一期一会の面白さです。

 そして、このふたつを支えているのが声優さん同士の信頼関係ではないでしょうか。普段から相手のことをよく知っているからこそ、積み重ねてきた関係性があるからこそ、心置きなく全力で表現することが出来る。舞台の上に留まらない、それぞれのバックボーンがお芝居の面白さに影響を及ぼしているのかもしれないな、と考えています。

 今回の「AD-LIVE」特集では、そんな「バックボーンの物語」も楽しんで頂けることを目指しました。「AD-LIVE」というコンテンツがどのように生み出され、どのように育まれてきたのか。現在に至るまでにはどんなドラマがあったのか。鈴村健一さんを中心に、初期メンバーである岩田光央さん、櫻井孝宏さんにはそのあたりをじっくりお話していただきました。そして、鈴村さんと10数年来の仲でもある森久保祥太郎さんには、 “鈴村健一”というエンターテイナーを対談によって解き明かして頂きました。他にも、10周年を記念して歴代の全出演者の皆さんにアンケートを実施、初出演時のこぼれ話や、組んでみたい相手なども教えていただきました。過去の「AD-LIVE」や今年の「AD-LIVE 2018」を既にご覧になっている方には、新しい楽しみを発見して頂けたら幸いです。

 そして、この特集で「AD-LIVE」に興味を持ってくださった方にも、朗報です!
11月17、18日(土、日)に、「AD-LIVE」10周年記念の「AD-LIVE 10th Anniversary stage ~とてもスケジュールがあいました~」がゼビオアリーナ仙台で開催されます。過去最大人数の出演者で繰り広げられる史上初の試み。「AD-LIVE」の歴史に残る瞬間を目にするチャンスです!(詳しくはこちら