「ムキムキじゃねーか！」アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」本気を出したバックベアードの姿が話題に

　2018年12月23日（日）に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第37話が放送された。西洋妖怪のトップ・バックベアードが姿を変えて鬼太郎に立ちはだかるのだが、その姿が「ムキムキじゃねーか！」「意外と肉体派だった」と話題になっている。

　人間を妖怪に変える“ブリガドーン計画”を発動させ、日本を支配し始めたバックベアード。第37話では、魔女・アニエスのおかげで生き残ったまながアニエスの姉・アデルから不思議な石を渡される。アデルは石を鬼太郎に届けて欲しいと告げ、まなはバックベアードの目を盗んで鬼太郎のもとへ。アデルの石を投げると、力を取り戻した鬼太郎がバックベアードに反撃を始めた。

　鬼太郎が放った指鉄砲はバックベアードに命中し、巨大な目玉は爆発。しかし地上に降りたバックベアードは、人間のような姿に変身してしまう。筋骨隆々の黒い体にひとつ目という禍々しい姿には、視聴者からも「めちゃくちゃ強そう、ってか強い！」「キモくて不気味で正にラスボスって感じ」「元の姿が可愛く思えてきた…」と恐怖の声が相次いだ。

　バックベアードは自分の支配で争いのない世界になると主張するが、鬼太郎は「僕はそんな世界も、お前のような独裁者の存在も、大嫌いだ！」と反論。怒りでパワーアップした霊毛ちゃんちゃんこの力も借り、圧倒的な力でバックベアードを撃退する。一方ブリガドーンの中心で捕らわれていたアニエスも、アデルが命懸けで救出。妖怪たちは人間に戻り、ようやく町に平和が訪れた。

　その後アニエスとアデルは、ゲゲゲの森を離れて旅に出ることに。鬼太郎たちやまなに見送られ、2人仲良く箒で飛び去って行く。「次週からアニエスがいないなんて寂しすぎる」「お別れしたくないなぁ…！」「またいつか帰ってきてね」と、既に再登場が望まれているアニエス。また森に遊びに来てくれることを期待しよう。

　西洋妖怪たちは撤退したが、まなにまとわりつく妖怪・名無しの存在は謎に包まれたまま。今後の展開からも目が離せない。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時：毎週日曜 9：00～
原作：水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督：清水空翔
公式サイト：http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/