ポイントは「最初から全部作らない」! すてきな注文住宅を低価格で建てる秘密の方法

暮らし

2019/1/11

 あこがれのマイホーム。一生に一度の家を持つならば、自分の好みの間取りやデザインを取り入れられる「注文住宅」がいい! と思っている人も多いはず。家族のスタイルに合った部屋の配置を考え、あこがれていたデザインイメージを取り入れて…とひとつひとつ考えていくと、でき上がった状態で購入する建売住宅やマンションを買うよりも時間がかかるもの。費用だってかかりそう、と思われがちだが、それは実はやりよう次第でどうとでもなるものだ。

 注文住宅を建てるための基礎知識を紹介したムック本『家を買Walker 2019 新春号』では、この一世一代の買い物を、上手に満足いくようにやりとげるためのノウハウが詰まっている。夢を実現したステキなお家の実例紹介に加え、建てる前に知っておきたい住宅構造や法律の基礎知識をわかりやすく紹介。誰もが悩む住宅ローンについても、コミックエッセイでしっかりと理解できる、バイブル的な一冊だ。

 中でもこの「新春号」で注目したいのは、「いくらでどんな家が建つ? 建築費を抑える10のコツ」という特集。すべてが自由な注文住宅だからこそ、こうすればぐんとコストは抑えられる、というポイントも知ってさえいればちゃんと取り入れられるもの。建築家の丹羽修さんの監修でわかったその「ポイント」とはこのようなものだ。

「家の形は凹凸を減らす」

 真四角の家よりも凹凸の多い家のほうが同じ面積ではコストが高い。たとえば、外壁ひとつつくるにも、内部構造が複雑になるからだ。家づくりで一番お金がかかるのが、基礎や外壁、屋根などの基本構造。その部分は費用への影響が大きい。シンプルなかたちで、しっかりと自分の夢を叶えていきたい。

「いずれ交換する設備の費用はそこそこで」

 広いバスルームや、高価なシステムキッチン。選ぶことができてしまうと、取り入れたくなる誘惑にかられるもの。でも、すてきな装飾やプラスアルファの機能は本当に必要なのか。耐久性を弱める要因にならないか、というのは考えなくてはなならない。このような水回り設備は平均20年ほどでいずれ交換するもの。耐久性があって一般的な機能さえもっていればいいと考えるほうが最終的には得をする。

イラスト=あきばさやか

「初めから全てつくらず、住みながら家を完成させる」

 いずれ親と同居するかも知れないから一部屋、一応和室をつくっておく、趣味部屋のためのスペースを確保!など、いろいろなパターンを想定して間取りや設備をリッチにしておく、というのは家を建てるときにありがちなこと。しかし実際は、家族のニーズ・生活の変化は予想通りにいくとは限らないもの。極端に言えば「その時に考えればいい」こと。将来を見越したものは最初から作らず、建築家と相談して、フレキシブルに対応できる「余地」だけ残しておけばそれで十分!そう考えることで初期費用は抑えられるし、あとからの費用だって「必要に応じて」なので、無駄がない。

 金額をしっかりおさえても夢を叶えられるのが、注文住宅のまさに真骨頂。ことしこそ家を建てる!と考えている方は、ぜひ参考にしてみてほしい。