「これは2話が楽しみすぎる」サンデー新連載『アノナツ-1959-』が話題

マンガ

公開日:2019/1/14

 2019年1月9日(水)発売の『週刊少年サンデー』6号から、新連載『アノナツ-1959-』がスタート。スポーツ漫画や歴史漫画で注目を集めた福井あしびが手がける高校野球の物語とあって、「ただの野球モノじゃなさそうだぞ」と話題になっている。

 主人公は、高校1年生の拝郷ナツ。ナツの祖父・正也は“伝説の投手”と呼ばれた元甲子園球児で、当時9人だった弱小野球部を甲子園初出場まで導いている。祖父と同じ法宮高校野球部に入部したナツは、投手として甲子園に出ることを夢見ていた。母親や後援会会長、そして大好きな祖父に見守られながらマウンドで戦うナツは、甲子園出場まであと1試合というところまで勝ち抜く。

 第1話で描かれているのは、甲子園への切符を賭けた大事な試合のようす。ナツは野球の頭脳戦ともいえる側面に惹かれており、チームメイトとの作戦や試合の合間に何を考えるかに重点を置いている。試合は法宮が優勢だったが、9回表の直前で雷雨がひどくなり試合中断。ナツがベンチから下がって休憩していると、大きな雷が球場に落ちてしまう―。

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 一見すると普通の野球漫画だが、最後まで読んだ読者からは「妙に順調だなと思ったらラストで納得した」「1話はある意味プロローグなんだな」「これは2話が楽しみすぎる」といった声が。果たしてナツは夢の甲子園に立つことができるのか、今後の展開に期待の声も続出しているようだ。

 福井は同号の巻末で、「一風変わった野球漫画を始めます。よろしくお願いします」とコメント。どんな作品になるのか楽しみにしていよう。