「サブキャラの個性強すぎww」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」45話、妖怪よりも強烈な人間キャラのビジュアルが話題

アニメ

公開日:2019/3/2

img01
『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年2月24日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第45話が放送された。今回は竹藪で生まれた妖怪・万年竹が登場するエピソードだったのだが、「人間の方が妖怪っぽいビジュアル」「サブキャラの個性が強すぎるだろwww」と話題になっている。

 万年竹とは、樹齢1万年を超えた竹の妖怪。竹藪に迷い込む人間の生気を吸い取ってしまう恐ろしい妖怪だと言われている。そんな万年竹が出現すると聞き、鬼太郎は観光地として開発される予定の竹藪へ。土地の持ち主である雅彦・清美夫妻と共に、10年前に行方不明になった雅彦の父・大吉が住んでいた竹藪の奥の屋敷へ向かう。竹藪を守ろうとしていた雅彦は屋敷で清美たちを怖がらせようとするが、鬼太郎に見抜かれて失敗。怒った清美が屋敷の外に出ると、そこには本物の万年竹と竹に変えられた人間たちが待ち構えていた。

 万年竹にとって、竹を大事にしてくれた大吉はかけがえのない存在。しかし大吉は何者かに殺されて藪の中に埋められたらしく、それ以来万年竹は人間を激しく恨んでいる。大吉との思い出を語る万年竹に対し、雅彦は「この竹藪はおやじの代わりに僕が守る!」と宣言。竹と人間は和解し、人間たちは竹藪から去ることに。

advertisement

 竹藪を出る直前、鬼太郎は大吉を殺したのは雅彦だと指摘。竹藪を掘り返されたら遺体が見つかってしまうため、雅彦は竹を守るという名目で殺人が発覚するのを防ごうとしていた。本性を明かした雅彦は、大吉の遺産目当てに殺したと暴露。その瞬間竹藪の奥から伸びてきた竹に捕らえられ、暗闇の中へと吸い込まれてしまう。

 人間が犠牲になるバッドエンドに、視聴者からは恐怖の声が続出。しかし一方で、小柄で大きな顔の清美や丸眼鏡に出っ歯という作業員の姿も見た人に強烈なインパクトを与えていたようだ。視聴者からは「1度見たら忘れられない顔だなwww」「シリアス回なのに思い出し笑いしちゃう」「あの出っ歯、まさに水木作品のモブって感じ」と、爆笑の声も数多く上がっている。

 コミカルなタッチで描かれるダークな鬼太郎の物語。次回はどんな人間が登場するのかも楽しみだ。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/