殺処分寸前のトイプードルはどうやって警察犬になったのか? 奇跡犬アンズの物語が「坂上どうぶつ王国」に登場!

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更新日:2019/3/1

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『がんばれ、アンズ! けいさつ犬になったトイプードル』
(鈴木博房:作、宮尾和孝:絵/岩崎書店)

 2018年11月に刊行された『がんばれ、アンズ! けいさつ犬になったトイプードル』。同書に登場する警察犬“アンズ”が、2019年3月1日(金)放送の「坂上どうぶつ王国」で紹介されるということで注目を集めている。

 アンズとは、日本では珍しいトイプードルの警察犬のこと。シェパードやドーベルマンなどの大型犬にまじって、捜査の最前線で活躍している。しかし実は、アンズは殺処分寸前だった壮絶な過去を持つ。そんなアンズの波乱万丈の人(犬?)生を描いたのが、2016年に発売された『警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語』。『がんばれ、アンズ!』は、同書を幼年向けに童話化した1冊だ。

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 著者は、アンズの飼い主でベテラン警察犬指導士の鈴木博房氏。虐待されていたアンズがシェパードたちの訓練に興味を示し、厳しい訓練を乗り越えて立派な警察犬になるまでが描かれている。

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 アンズの成長を描いた物語に読者からは、「泣きました。子育てしてる人が読んでもタメになるし、子どもでもスラスラ読めると思う」「アンズさん尊敬する。カッコいいトイプードルです!」「読了後に気持ちがやさしくなる良い本。小さな犬の大きな勇気に力をもらえました」「鈴木さんとアンズの関係が素晴らしい。一緒に飼われているシェパードたち、そしてアンズの頑張りに元気がもらえます」といった感動の声が。

 3月1日(金)に放送される「坂上どうぶつ王国」では、多くの人に感動を与えたアンズの物語を再現ドラマと共にお届け。生後3カ月の子犬がどのように難しい審査に合格し、警察犬になったのかを紹介していく。

 アンズは今も“かわいすぎる警察犬”として活躍中。2018年11月には、アンズの子ども“エリー”が初めて嘱託警察犬の審査会へ参加して話題に。現在エリーとアンズは、親子2代で警察犬として活躍している。

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 小さな体で大きな仕事にチャレンジするアンズの姿は、見る人すべてに勇気を与えてくれるはず。アンズのことをすでに知っている人もまだ知らない人も、“あきらめずに頑張ることの大切さ”を改めて感じ取ってみてはいかがだろうか。

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『警察犬になったアンズ 命を救われたトイプードルの物語』
(鈴木博房/岩崎書店)

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