2011年下半期 人気レビューランキング <警察・刑事もの編> ベスト5

更新日:2013/8/14

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昨年下半期によく読まれた人気レビューランキング。
今回は、“警察・刑事”がテーマのミステリーやコミック、
実用書などを集めてみたラコよ!
「ごんべん」「にんべん」「グニ」・・・!?
5位の『警察の表と裏99の謎』の警察の隠語は
興味深いラコね~。

 
2011年下半期 人気レビューランキング
<警察・刑事もの編> ベスト5


「冤罪の過ち」には心理学的な原因が。
それは被疑者を大きく左右する
 

 

1位 『取調室の心理学』

浜田寿美男/平凡社/525円 (レビュアー:山野辺一記)
発達心理学、法心理学を専攻。法廷に提出された自白や目撃など供述証拠が真実かどうか、弁護側から鑑定依頼を受ける供述分析の専門家・浜田寿美男の本である。個人的に心理学を大学で専攻していたので、興味深かった。ただ私の場合は基礎行動心理学、動物心理学だったが…。
刑事裁判において、人間の過ちは大きく二つある…(続きを読む)

(=・오・=)<お前がやったんだろ!吐け吐けラコ!

  

「踊る大捜査線」にも影響を与えた
ロボットモノ警察ドラマ
 

 

2位 『機動警察パトレイバー 1~22』

ゆうきまさみ/小学館/各420円 (レビュアー:ルートつつみ)
人気テレビドラマ「踊る大捜査線」にも影響を与えたといわれる、ロボットモノの警察ドラマです。
「パトレイバー」の「パト」は「パトロール」から、「レイバー」は「汎用(はんよう)多足歩行型作業機械」の意味で、この2つの言葉が組み合わされた造語。作中では「レイバー」と呼ばれます。機体のなかに、警視庁警備部の隊員である…(続きを読む)

(=・오・=)<ロボットのかっこよさに惚れ惚れしちゃうラコ

  

モテ期到来婦警さんの恋の行方は…?
 

 

3位 『色男』

上杉可南子/双葉社/420円 (レビュアー:彩原優実)
はま子は彼氏いない歴35年の独身婦警。家出人保護、非行防止のパトロールに出た際に、カラオケボックスでたまたま集団暴行を受けていた月曜(29歳・男)を助け、そのまま自分の家へ連れて帰って同居することに。
そんなある日、はま子が勤務する警察署に新しいイケメン署長がやってくる。その署長はなんと、はま子と同居する…(続きを読む)

(=・오・=)<イケメンで署長!文句無しラコ

  

ありえないキャラクターの
ありえなさを楽しむ破格ミステリー
 

 

4位 『刑事 雪平夏見 殺してもいい命』

秦建日子/河出書房新社/450円 (レビュアー:岡野宏文)
秦健日子による雪平夏見シリーズの3冊目。「アンフェア」シリーズといってもいいだろう。
河原で発見された男の死体には、赤いリボンで括られた殺人請負業の広告チラシが口に押し込まれていた。その被害者の名は佐藤和夫。雪平刑事の元夫にして愛娘の父にあたる人だった。
「フクロウ」と名乗る殺人請負人は、やがて…(続きを読む)

(=・오・=)<ドラマも話題になったラコね!

  

元刑事じゃなきゃ、わからない! 知らない!
興味津々の警察暴露(!?)ネタ満載
 

 

5位 『警察の表と裏99の謎』

北芝健/アドベンチャー/350円 (レビュアー:ふとけん)
家宅捜索のことを「ガサ入れ」、内通者からの情報提供のことを「タレコミ」、行きずりのことを「流し」など、警察内部の隠語もすでに多くの一般の人が知っていて、隠された言葉ではなくなりつつあるものも多くなってきています。
それを「開かれた」と言っていいかどうかはともかく、ふとけんも警察系は大好きで、いろいろ読み漁り…(続きを読む)

(=・오・=)<かなり興味深い世界ラコ!