サンジに別れを告げたプリンに「幸せになって欲しい…」と視聴者大号泣【アニメ「ONE PIECE」877話】

アニメ

公開日:2019/3/30

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『ONE PIECE』92巻(尾田栄一郎/集英社)

 2019年3月24日(日)にアニメ「ONE PIECE」の第877話が放送された。サンジを思うプリンの“最後のお願い”が、「切なすぎて胸が締め付けられた」「プリンには幸せになって欲しい…」と話題になっている。

 ジンベエやタイヨウの海賊団の協力を得て、ビッグ・マムの縄張りとなる海域から逃げている最中のサニー号。船の上ではサンジがペドロの死を聞かされ、キャロットと共に彼の死を悼んでいた。サニー号が縄張りの境界線に近づくと、ビッグ・マム海賊団のもとに警告が。ルフィ達の援護をしていたジェルマ66やタイヨウの海賊団は、カカオ島からの撤退を決める。

 島の路地裏でうずくまっていたプリンもサニー号の現状を聞き、サンジとの別れを痛感。自分にとって醜い欠点である“第3の目”を「美しい」と言ってくれたサンジの言葉や、「俺のフィアンセ役がプリンちゃんでよかった」と優しく微笑むサンジの笑顔を思い出していた。

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 プリンの回想はサンジが去る直前の場面に移り変わり、プリンは「最後に1つだけ… お願いがあるの…!!」と言ってサンジがくわえていたタバコを取り上げる。その後3つの瞳で涙を流しながら、サンジに急接近して抱き着いた。回想シーンでは2人の足元しか映されていないが、密着した距離感からみてプリンがサンジにキスをした様子。呆気にとられたサンジに対して、体を離したプリンは「ありがとう」と一言告げて彼の頭からその瞬間の記憶を抜きとってしまう。

 プリンが取ったこの行動には、視聴者から感動の声が続出。「記憶を抜いたプリンちゃんが健気な乙女で号泣した」「最後のキスは自分しか覚えてないとか辛いよ…」「映画みたいな演出で切なさが倍増」と、号泣する人が相次いだ。

 涙が止まらないプリンのことを知る由もなく、サニー号はカカオ島から順調に距離を取っていく。ひと段落したサンジは仲間たちに食事を作るためキッチンに立つことに。「食いてぇヤツには食わせてやる。話はそれからだ!」と料理を出すサンジの口ぶりは、サンジの師匠ともいえるシェフ・ゼフとそっくり。麦わらの一味の名コック・サンジが完全復活を果たしたラストシーンとなった。

■アニメ「ONE PIECE」
放送日:毎週日曜 9:30~
原作:尾田栄一郎
公式サイト:https://one-piece.com/