「ゲゲゲの鬼太郎」49話、ねずみ男がどん底の鬼太郎を救い出し「やるときはやる男だった」と話題

マンガ

公開日:2019/4/6

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年3月31日(日)に、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の第49話が放送された。絶望のどん底に落ちた鬼太郎に説教をするねずみ男に、「ここへきて男前なとこ見せやがって!」「お前やっぱいい奴だよな」と称賛の声が相次いでいる。

 前回のエピソードでは、妖怪・名無しがまなを利用して巨大な赤ん坊の姿に変身。渾身の力で立ち向かった目玉おやじも消え去り、鬼太郎はすっかり戦う気力を失っていた。そんな鬼太郎を容赦なく蹴っ飛ばしたのは、騒動から逃げ回っていたねずみ男。ねずみ男は鬼太郎の首を絞め、「肺が締め付けられるほど痛かったろ。そんとき親父のこと一瞬でも考えたか? そんな程度なんだよ、悲しみなんてものは」と語りかける。

 生きていることの価値を説いたねずみ男は、名無しを指さして「てめえにはアレを止める力があるだろうが!」と鬼太郎を説得。鬼太郎は「まさかお前に説教されるとはな」と呆れながらも、名無しに立ち向かう力を取り戻した。名無しの体内に突撃した鬼太郎は、核となる部分でまなと再会。2人は名無しの体内で名無しの記憶を覗き、名無しの正体が人間と鬼の間に生まれるはずだった子どもの魂だと知る。

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 正体を見切ったまなは、「私、やるべきことが分かった」と言って名無しの核となる魂の元へ。赤ん坊のような魂を抱きしめ、名無しの魂に名前をつけた。名づけられた魂は光となって消滅し、街は何事もなかったかのように平穏な姿に復活。再び現れたねずみ男は、いつもの調子で適当な発言を繰り返してみせた。

 世界を救うために鬼太郎を救ったねずみ男には、「ちくしょう悔しいけどお前のおかげだよ!」「やるときはやる男だった」「だから憎めないんだよなぁねずみ男は!」といった声が続出。これまで問題行動ばかりだった彼を見直したという視聴者が多いようだ。

 閻魔大王の計らいでねこ娘も復活したが、その姿は何故か幼い子どもの状態。まなとねこ娘の関係はどうなってしまうのか、次週の展開からも目が離せない。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/