「あるかしら文庫フェア」リターンズ! ヨシタケシンスケさんの絵とともに、今の気持ちにぴったりな一冊が見つかる!

文芸・カルチャー

2019/4/17

 読みたい本を探すとき、まずどんなことを思うだろう。「なんとなく、わくわくしたい」「切ない気持ちになりたい」「がっつり人間の深みに触れてみたい」など、漠然としていることも多いんじゃないだろうか。そんなときおすすめなのが、ポプラ文庫が開催する書店店頭フェア「あるかしら文庫」だ。

 昨年、『あるかしら書店』を描いた絵本作家・ヨシタケシンスケさんとのコラボで実現した同フェア。今年は「あるかしら文庫フェアリターンズ」として開催されている。よりすぐりの対象作品にかけられるカバーに、あらすじは一切なし。ヨシタケさんのイラストとキャッチコピーだけなのに、なぜか手にとって読みたくなってしまうのは、読者自身も気づいていない願望を、ちょうどよくくすぐってくれるからだ。

 たとえば「読みやすくて笑えて、共感もできちゃう本がいいんだけど、あるかしら?」というキャッチがついたのは『地底アパート入居者募集中!』(蒼月海里)。「子どもに対するやさしい気持ちを充電したい。いい本、あるかしら?」には『きみはいい子』(中脇初枝)。昨年も展開された16冊に、今年は新たに8冊が仲間入り。「新しい仕事にやりがいを見つけたいの。いい本、あるかしら?」という人には『メロディ・フェア』(宮下奈都)。「歴史や音楽、骨太な物語。これぞ文芸!!ってやつ、あるかしら?」という人には『ピエタ』(大島真寿美)。などなど、全24冊のなかから選ぶ楽しさを見つけられる。

 あえてあらすじも表紙も隠して、テーマではなく「気持ち」で本を選ばせてくれる。それがこのフェアの画期的なところだろう。そして、自分の好みで探していたらきっと手にとらなかった本と、運命的な出会いができるかもしれない、というのも魅力的。

 なかなか書店に行く時間がない! という人には「あるかしら文庫診断」がおすすめ。8つの質問のうち、自分に当てはまるものを3つチェックすると、自分にぴったりの1冊がわかるという診断だ。出会いの春、とっておきの一冊を選ぶ楽しみを見つけてみてはいかがだろうか。

1冊購入すると、ヨシタケさんの可愛いイラストポストカード(4種類)が1枚もらえるキャンペーンも実施中!

※種類は選べません。

※ネットでのご注文の場合、カバーとポストカードはつかないのでご注意ください

文=立花もも