「まさかアニメ化してくれるなんて」 石川啄木と金田一京助のコンビを描いた『啄木鳥探偵處』が津田健次郎の出演でアニメ化決定!

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更新日:2019/4/19

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『啄木鳥探偵處』(伊井圭/東京創元社)

 本格ミステリー小説『啄木鳥探偵處』が、津田健次郎の出演でテレビアニメ化することが決定。描きおろしのティザービジュアルも公開され、「まさかアニメ化してくれるなんて」「レトロな雰囲気で面白そう!」と話題になっている。

 同作を手がけた伊井圭は、1996年に『高塔奇譚』でデビューした推理作家。同作は第3回創元推理短編賞を受賞したのち、今回アニメ化される原作『啄木鳥探偵處』の1話目として収録された。物語の舞台となるのは、明治42年の東京。家族を養うために探偵業を始めた石川啄木と、助手を務める学者・金田一京助がさまざまな難事件を解決していく。

 同作では全部で5つの事件が描かれており、凌雲閣で起きる幽霊騒動や人形が人を襲う事件など奇妙なものばかり。実在した詩人と言語学者をモデルにしたミステリーとあって、「啄木と金田一がコンビというだけで惹かれる」「レトロな時代の妖しげな雰囲気がミステリーファンとしてはたまらない」「2人のキャラクターと関係性に心を掴まれた」と読者から絶賛の声が相次いでいる作品だ。

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 アニメのキャラクター原案を担当するのは、人気イラストレーターの佐木郁。ティザービジュアルには、スーツ姿で困り顔の金田一と和装でニヒルな笑みを浮かべた石川が描かれている。出演する声優は、アニメ『テニスの王子様』や『薄桜鬼』で人気の津田。さらに同作への出演権をかけて開催された「第2回キミコエ・オーディション」から、グランプリの林幸矢と準グランプリの古沢勇人が出演することも決定した。

 アニメーション制作を手がけるのは、『寄宿学校のジュリエット』『はねバド!』などのライデンフィルム。放送は2020年春からスタートすることが告知されており、「ツダケンさんの探偵ものかなり楽しみ」「誰が誰を演じるんだろう」「早く啄木と金田一の掛け合いが見たい!」とかなりの期待が寄せられている。続報は公式サイトで順次公開されていくので、見逃さないようにチェックしておこう。

■アニメ「啄木鳥探偵處」
原作:伊井圭
総監督:江崎慎平
出演:津田健次郎、林幸矢、古沢勇人
公式サイト:http://kimikoe.com/kitsutsuki/