「登りたくてうずうずしてる小寺さんが可愛い!」 ボルダリング女子を観察する漫画『のぼる小寺さん』が実写映画化決定

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公開日:2019/6/2

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『のぼる小寺さん』1巻(珈琲/講談社)

 ボルダリングをテーマにした漫画『のぼる小寺さん』が実写映画化されることが明らかに。マンガアプリ「マガジンポケット」での再連載もスタートし、「密かに好きな作品だったからまた注目されるのが嬉しい!」と話題になっている。

 同作は、高校のボルダリング部に所属する女子高生・小寺さんの物語。小寺さんは一見クールで礼儀正しく、一生懸命部活に打ち込む普通の女の子だ。そんな小寺さんのボルダリングを見守るのは、ほかの部活の男子やクラスメイトたち。大会や学園祭、ライバル出現など部活モノらしい展開も交えつつ、さまざまな人の視点でミステリアスな小寺さんの日常が描かれていく。

 作者の珈琲は、新人賞などの受賞歴がないまま『good! アフタヌーン』でデビューした異例の漫画家。『のぼる小寺さん』は連載デビュー作でありながら、「スポーツ物なのに暑苦しくないストーリーで気軽に読める」「登りたくてうずうずしてる小寺さんが可愛い!」「スパッツ姿がフェチにはたまらない」と大好評を博した。中には「小寺さん見てたら登りたくなってくる」「ボルダリング挑戦してみようかな」と、競技そのものに興味を持った読者も多い。

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 珈琲は自身のツイッターで、「一映画好きとして実写ならではの小寺さんを楽しみにしております」とコメント。キャストなどの続報は随時公開されていくようだが、ファンからは「スポーツものはやっぱり実写化が映えるよね」「誰が演じるのか楽しみ」「ボルダリング人口も増えてるみたいだしいいタイミングかも」と期待の声が数多く寄せられている。

「マガジンポケット」での再連載はすでにスタートしており、アプリ内のポイントでも読むことが可能。次のエピソード公開まで待ちきれない人には、全4巻の単行本もおすすめだ。ちなみに珈琲は現在、『月刊アフタヌーン』で『ワンダンス』を連載中。こちらは高校のダンス部を舞台にした物語なので、気になる人はチェックしてみては?

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