亀梨和也出演『ストロベリーナイト・サーガ』第8話で山本耕史が刺される衝撃展開!

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更新日:2019/6/7

『ストロベリーナイト』(誉田哲也/光文社)

 5月30日(木)に、二階堂ふみ亀梨和也がダブル主演を務めるドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』第8話が放送された。第8話は、2013年に竹内結子主演で公開された映画『インビジブルレイン』の後編。放送終了後、原作ファンからは「原作から細かく変えていてうまい」などと称賛する声が続出している。

 同ドラマは誉田哲也の警察小説「姫川玲子」シリーズ(光文社)を原作として、2010年から竹内結子主演で連続ドラマや映画が制作された人気作。今回はキャストを一新し再映像化となった。ノンキャリアでありながら、直感と飛躍した思考、行動力を武器に班を率いる女性警部補・姫川玲子(二階堂ふみ)が、班員の菊田和男(亀梨和也)らとともに、数々の難事件の真相に迫る。

 暴力団「西堂組」の下部組織の構成員・小林が惨殺される事件が発生。やがて特別捜査本部に「小林充を殺したのは“ヤナイケント 24歳”」とボイスチェンジャーを用いた“タレコミ”の電話が入る。姫川が単独でヤナイを捜査していると、ヤナイと顔見知りだという男“槇田”と出会う。しかし、この男は実は西堂組の”次期組長“に有力視されている「極桜会」会長・牧田勲(山本耕史)。牧田も、ヤクザの情報屋であるヤナイの行方を追っていたのだ。槇田に異性として特別な感情を抱き始めていた様子の姫川… 初めこそ素性を知らずに接触したが、その正体が明らかになった後も、お互いに惹かれていくのだった。

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 そんな中、「極桜会」のライバルの会長・藤元英也(鈴木隆仁)が殺害される。

 菊田がヤナイの仕事場を突き止め、姫川班で至急向かう。部屋に入ると、なんとヤナイが首つり自殺をはかっており、傍には“小林と藤元を殺したのは自分だ”という旨の遺書が残されていた。しかし、ヤナイには藤元を殺害する動機がないことに不信感を抱く姫川。その後の捜査で、ヤナイは、牧田に姉の元交際相手で姉を死に至らしめた小林の殺害を依頼したことが明らかに。裏情報と引き換えに、牧田はヤナイの代わりに小林を殺害。その証拠にと、牧田はヤナイに殺害時の音声データを送っていたのだが、姫川はそのデータを入手。“真犯人は牧田だ”と確信し、動機は次期組長候補のライバル潰しではないかと推察するのだった。

 早速、姫川は牧田を呼び出し問い詰めるが、牧田は否定。すると突然、牧田の舎弟・川上(田邊和也)がナイフを持って、姫川目掛けて突進。咄嗟に姫川をかばった牧田が刺されてしまうのだった…。すべての真相は、第9話で語られる。

 この衝撃のラストに、ネットでは驚きの声が殺到。しかし、原作ファンからは、「インビジブルレインは原作に忠実で良かった」「原作読んだ人としては今回のほうがインビジブルレイン感あってよかった」「話をシンプルにするために原作から細かく変えていてうまいなあ」「こんなに原作をうまく映像化するとは。サーガいい!」などと、極めて高い評価を受けているようだ。

 次回は、初映像化される作品の放送が予定され、一足早く脚本を読んだ原作者・誉田も「非常に期待できる内容になっておりました」と太鼓判を押している。次回も目が離せない!