「これを見たらきっと世界が変わってしまう」 大橋裕之原作のアニメ映画「音楽」が2020年1月に公開決定!

マンガ・アニメ

2019/6/19

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『音楽と漫画』(大橋裕之/太田出版)

 大橋裕之の漫画を原作とした映画「音楽」の公開が、2020年1月に決定。映画化決定から約7年をかけて制作されてきたアニメーションには、「映画の常識が変わりそう」「どんな音を奏でてくれるのか楽しみ」と注目が集まっている。

 原作となる漫画は、大橋が2005年に自費出版で発表した作品。楽器を触ったこともない不良3人組が、思いつきでバンドを組む物語だ。2009年には同作を収録した単行本『音楽と漫画』も発売され、「絵にもストーリーにも無駄がなくて直球」「これこそが“ロック”なんだろうと思わされた」「読後の余韻がたまらなく心地よくて最高の気分になれる」と話題に。2012年に映画監督・岩井澤健治とプロデューサー・松江哲明がアニメ映画化を発表し、少数精鋭で制作を始めた。

 アニメは動きのリアリティを追求するため、「ロトスコープ」と呼ばれる手法を採用。これは映画「花とアリス殺人事件」やアニメ「惡の華」でも使われている手法で、実写映像をベースにアニメーションが描き起こされる。本来なら分業制でいくつかのセクションに分けて制作作業をするのだが、今回は予算との兼ね合いにより最低限の人員で作業。岩井澤自身も原画を2万枚以上手がけているそうだ。

 映画の完成に向けて、2018年にはクラウドファンディングも実施。目標の350万円を超える約412万円を達成している。公開決定を受けて、岩井澤は「『音楽』を企画した理由は、個人制作での長編アニメーションは“前例がない”からです。だからこそ挑戦してみたかったのです」とコメント。待ちわびていたファンからは「こういう挑戦的な作品が世に出ることが嬉しい」「これを見たらきっと世界が変わってしまう」「本当に長い道のりだった。やっと劇場に通える!」と歓喜の声が相次いでいる。

 声を担当するキャストについては、後日発表される予定。豪華俳優陣が集結しているとのことなので、続報を楽しみに待っていよう。

■映画「音楽」
原作:大橋裕之
監督:岩井澤健治
公式サイト:http://on-gaku.info/