「読み切りで初めて泣いた」『ジャンプ』31号に掲載された百瀬直の『さよならマヌケな誘拐犯さん』に感動の嵐!

マンガ

公開日:2019/7/2

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『週刊少年ジャンプ』31号(集英社)

 2019年7月1日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』31号では、新人読切2連弾の第2弾として百瀬直『さよならマヌケな誘拐犯さん』を掲載。読者から「『ジャンプ』の読み切りで初めて泣いた」「今後ファンになる可能性大!」と絶賛の声が後を絶たない。

 作者の百瀬は、新人漫画家の登竜門「第97回手塚賞」で準入選を見事受賞。まだ18歳にも関わらず圧倒的な画力を披露し、手塚賞の審査員たちを沸かせた期待の新人だ。今回の読み切りでは、全31ページに及ぶハートフルストーリーが描かれている。

 同作の主人公は、マヌケ面な指名手配犯・通称「ヤギ」。物語はヤギが見知らぬ男性を殴り、気絶させてしまう場面から始まる。ヤギは「ここで会ったのも何かの縁だ」と呟くなり、男性の車の中を物色。するとトランクの中から、口と手を拘束された少女が見つかった。彼女の名前はメイ。彼女はモンタギュー家の令嬢で、先ほど殴った男性は誘拐犯だった。すぐにでも少女を家に帰したいヤギだが、あいにく彼も追われる身。致し方なくヤギはメイを人質にしようと決め、その日を境に指名手配犯とお嬢様の奇妙な生活が始まっていく―。

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 同作を読んだ読者からは、「今週の読み切りめっちゃ好き」「こういうド真ん中ストレートの豪速球な話を待ってました!」「何回読んでも感動してしまう」「18歳でここまでの作品を描けるなんて凄すぎる…」「妙に心に刺さるストーリー。もう少し長く読みたいと思ったけど、読み切りだからこそのテンポなんだろうな」「凄すぎてもうワケわかんない(笑)」と大好評のようだ。

 百瀬は作品紹介ページにて、「楽しんでいただけるよう精一杯描きました。名前だけでも覚えてもらえたらすごく嬉しいです」と控えめなコメントを発表。百瀬の担当者も「18歳ながらにして圧倒的な画力」「美麗なタッチが織りなす繊細な物語をどうぞお楽しみください」と太鼓判を押している。

 数々の漫画を見てきた読者や出版関係者たちを、こぞって唸らせた今回の一作。『ジャンプ』で百瀬の連載が拝められる日は、そう遠くないのかもしれない。