わかりみしかない…!! 女の子のコンプレックスを言語化したポイズンちゃんの初エッセイ

文芸・カルチャー

2019/7/9

 女の子に悩みはつきない。顔、スタイル、性格、恋愛、人間関係…。いつも他人と比べてしまって、自分が嫌になる。毎日鏡で自分の顔を見てつらい。美人でキラキラした子が羨ましすぎる…。

『この世界で1人くらいは、私の生きる価値を認めてくれるはずだから』(ポイズンちゃん/KADOKAWA)

 そんな女子のコンプレックスや辛さを言葉にし、寄り添うエッセイが7月4日(木)に発売された。タイトルは、「この世界で1人くらいは、私の生きる価値を認めてくれるはずだから」。著者はTwitterフォロワー数20万人超えのポイズンちゃん。ツイートが「わかりみが深い」と人気で、男女の会話例や「魔除け」と称したクソリプの呟きも“いいね”を集めている。

「どす黒い感情も苦しい感情も、匿名のタイムラインの波に乗せたら少しは流れていく気がするし、文字にすることで意外と気持ちが落ち着く」とTwitterを始めたポイズンちゃん。そんな彼女も、悩みや辛さを抱える当事者の1人だ。

 エッセイの中では、男性に容姿を批判された時の心の訴えや、可愛くなりたいのになれないもどかしさが綴られている。

 1人だと楽だけど彼氏が欲しかったり、自分を大事にできないのに愛されたい欲求など、グラグラした内面の矛盾も読み取れる。

「苦しくていい。辛くていい。間違ってないよ。苦しいのに、苦しんで良いと認められないせいで、余計苦しんでいる人が多いと思う」と語るポイズンちゃんの言葉は、時に毒があり、激しい言い方もあるが、読者のモヤモヤした感情を代弁し、心が軽くなるような読後感が得られるはずだ。