砂漠の国で俺様王子とラブロマンス『砂漠のハレム』完結に「“ハレム”ロスが当分抜けそうにないです」

マンガ

公開日:2019/7/17

『砂漠のハレム 小冊子付き特装版』10巻(夢木みつる/白泉社)

 夢木みつるによるキングダムファンタジー『砂漠のハレム』が、7月5日(金)発売の第10巻をもって完結。最終巻で描かれた感動のフィナーレに、「何度も読み返して幸せな気持ちでいっぱいになってる」「最高に素敵な作品をありがとうございました!“ハレム”ロスが当分抜けそうにないです」「物語が終わってしまったのはつらいけど、2人が幸せそうで本当によかった」と大反響だ。

 同作の舞台は砂漠の国・ジャルバラ。身寄りがなく貧しかったヒロインのミーシェが、“俺様”な第三王子・カルムに30人目の妻として迎えられることから物語は始まった。第10巻では人質としてアナトリヤ王国に行ったミーシェのもとに、カルム王子が死去したという報せが届くことに。アナトリヤ王国のアーレフ王はジャルバラへの進軍を決定し、開戦の時が迫る――。

 これまで読者を惹きつけてきたのはわがままで野生的ながら、やさしい一面も持ったカルムのキャラクター。ネット上では「カルムがどこまでも素敵すぎる! ここまで好きになったキャラは久しぶり」「絵がとっても綺麗だし、カルムの色気がたまらなくてキュンキュンする」「俺様キャラなのに甘々な関係になっていくのが最高」と高く評価されていた。

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 通常版と同時に発売された小冊子付き特装版では、コミックスに収録されていない特別編8ページを収録。さらに描き下ろし後日談として、最終回が終わった後のラブラブな2人の日常も覗き見ることができる。実際に小冊子を手に入れた人からは、「すごく感慨深い…。読みながらウルウルしちゃいました」「最後までカルムがかっこいいし最高の後日談だった!」と好評の声が続出しているようだ。

 単行本の完結にあたって、作者の夢木は自身のTwitter上で「3話連載だったハレムをここまで描くことができたのは、応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございました…!!」と感謝のコメントを綴っている。

 『砂漠のハレム』の世界はもう少し続くようで、現在発売中の『LaLa』8月号と8月10日(土)に発売される『LaLa DX』9月号には特別編が掲載。夢のようなラブロマンスの行く末を最後までしっかり見守ろう。