「エースが超カッコよかった」 ワノ国の住人が語るエースの過去に歓喜の声【アニメ「ONE PIECE」894話】

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公開日:2019/7/27

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『ONE PIECE』93巻(尾田栄一郎/集英社)

 2019年7月21日(日)に放送されたアニメ「ONE PIECE」の第894話。ワノ国の住民からエースのことが語られ、「こんなところに彼が出てくるとは思わなかった」「どこに行ってもカッコよすぎるな…!」と歓喜の声が続出した。

 ワノ国の海岸に流れ着いたルフィは、そこで2匹の不思議な動物と能力者の少女・お玉に遭遇。お玉はカイドウ軍から自分を助けてくれたルフィを「アニキ」と慕いはじめ、自分の家へと招く。くノ一を目指しているというお玉は、廃れた村の片隅で天狗面の刀鍛冶・飛徹と暮らしている様子。ルフィがなぜこんな不便なところで暮らしているのかと尋ねると、飛徹が「この子はここで待っているのだ。また来ると約束した、エースという名の海賊を」と打ち明ける。

 お玉の待っている“エース”がポートガス・D・エースだとわかると、ルフィは落ち着いた口調で彼が死んだことを告白。するとお玉は声を上げて号泣し、そのまま気を失ってしまった。飛徹は彼女の代わりに、自分たちとエースの関係を語り始める。

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 お玉が住む村には数年前までほかの村人も住んでいたが、ワノ国を牛耳るカイドウのせいで常に貧しい状態。食料にも困り餓死する人が現れた頃、エースの船が浜辺に打ち上げられた。村人たちはエースを拘束し、食料や水を強奪。しかし彼は咎めることもなく、村人が食べ終わるのを見守っていたという。

 完食を見届けてから自分の拘束を解いたエースは、お玉に近寄って「しっかり食べたか?」と質問。お玉がおそるおそる頷くと、「じゃあ次は甘いものだな!」「どこに行けばデザートが手に入る?」と言って森の中に駆け出した。

 その後エースは数週間も村に滞在したらしく、お玉が一番よく懐いていたと語る飛徹。思わぬところで明らかになったエースのエピソードには、「なにこの話めちゃくちゃ泣ける」「漂流しても食料分けてあげるエース優しすぎ!」「お玉ちゃん肩に乗せてるエースが超カッコよかった」と歓喜の声が続出している。

 話を聞いたルフィは、村の風景に彼の面影を感じるように。ルフィは兄が救った少女をもう一度救うことができるのだろうか。

■アニメ「ONE PIECE」
放送日:毎週日曜 9:30~
原作:尾田栄一郎
公式サイト:https://one-piece.com/