「笑顔で消えていくのがさらに切なかった」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」66話、時を超えた友情の意外な結末に悲しみの声

マンガ・アニメ

2019/8/3

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年7月28日(日)に放送された、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の第66話。まなが“隠れ里”と呼ばれる場所で新しい友達と出会うのだが、ラストで描かれた意外な結末に「残されたまなちゃんが可哀想すぎる…」と悲しみの声が相次いでいる。

 今回の物語は、前回に引き続き鳥取県境港市が舞台。町中が夏の恒例行事「港大漁祭り」でにぎわう夜、まなはどこからともなく「こっちにおいで」と語りかける声に導かれて姿を消してしまった。声がする方には不思議な橋があり、橋を渡った先には花畑が広がる楽園のような世界が。“隠れ里”と呼ばれるその場所で、武士のような姿をした少年・一之進や彼を慕う子どもたち、そして一之進に恋心を抱く少女・千代と出会う。彼らが文政2年という大昔の人間だと知ったまなは、自分がいる時代の話をして距離を縮めていく。

 実はこの隠れ里は、子どもたちを呼び寄せて迷い込んだら2度と帰れないと言われている時空が歪んだ世界。200年ぶりに里への入口が開くのを見計らって、子どもたちの魂を狙う死神もやってきていた。まながいなくなったことに気づいた鬼太郎やねこ娘は、200年前の文献を調べて隠れ里に通じる“時の橋”が出現したという場所へ。死神の後を追って里にたどり着き、霊毛ちゃんちゃんこと指鉄砲で死神を撃退した。

 帰り道を見つけたまなは、一之進たちを連れて元の世界へ帰還。しかし時の橋を渡り切った途端、一之進や千代に異変が起こる。彼らの体に失われていた200年分の時間が押し寄せ、やがて白骨になって消えてしまったのだ。一之進たちや鬼太郎はこうなると予感していたようで、知らなかったのはまなだけ。まなは泣きながら「私が余計なことしたせいだ」と彼らを連れ出したことを悔いるが、鬼太郎は空に昇る魂を見て「彼らは隠れ里から解放されたんだ」とまなを慰める。

 思わぬ別れを迎えたラストシーンには、「どうあがいても元の時代には戻れなかったのか…」「優しさが仇になったまなの涙がつらい」「笑顔で消えていくのがさらに切なかった」と視聴者も号泣。魂は消えてしまったが、時を超えた友情はまなの心に残り続けるだろう。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/