アニメ「鬼滅の刃」第21話、両親と“再会”を果たした鬼・累の最期に感動の声

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更新日:2019/9/26

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『鬼滅の刃』16巻(吾峠呼世晴/集英社)

 2019年8月24日(土)に放送された、アニメ「鬼滅の刃」第21話。炭治郎を追い詰めた鬼・累の最期に、視聴者から「涙なしでは見られない」「累にもちゃんと本物の家族がいて安心した」と同情の声が寄せられた。

 アニメ「鬼滅の刃」は『週刊少年ジャンプ』で連載されている、吾峠呼世晴の同名漫画が原作。鬼殺隊の柱・冨岡義勇に首を刎ねられた鬼・累は、今わの際に人間だった頃を思い出していた。生まれつき体が弱く外に出ることもままならなかった累の前に現れたのは、炭治郎の宿敵となる鬼舞辻無惨。無惨は寝床に伏した累に、「可哀想に。私が救ってあげよう」と語りかける。

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 鬼舞辻無惨の力によって鬼へと生まれ変わった累は、人間を殺して食わなければ生きていけない。累を受け入れることができない両親は累を殺そうと刃を向け、累は2人を殺めてしまう。そんな記憶を辿っていた累の脳裏に、死の間際に遺した母親の「丈夫な体に生んであげられなくてごめんね」という言葉が。さらに「一緒に死んでやるから」と刀を手に涙を流す父親の姿を思い返し、累は自らの手で家族の絆を断ち切ってしまったことを自覚した。

 首を無くしふらふらと歩いていた累の体は、禰豆子に覆い被さった炭治郎のそばに倒れ込む。悲しみの匂いを嗅ぎ取った炭治郎が累の背中に手を重ねると、累は炭治郎の手の温もりを感じながら消滅。両親に謝れないことを後悔したものの2人の幻影が現れ、地獄でも一緒に行くという言葉を聞いて累は人の姿を取り戻すのだった。

 炭治郎を徹底的に追い詰めはしたものの、最期には人として報われた累に視聴者も感動した様子。ネット上には「敵を倒したはずなのに涙が止まらない」「鬼のエピソードでこんなに泣かされるとは」「両親が迎えに来てくれて、累がちゃんと愛されていたことがわかったよ」「本物の家族の絆を取り戻せて良かったね…」といった声が相次いだ。

 窮地を脱した炭治郎だったが、鬼殺隊の柱・胡蝶しのぶは鬼である禰豆子を見逃そうとしない。義勇が身を挺して守ったことで最悪の事態は免れたものの、炭治郎たちは鬼殺隊の本部で拘束されることに。炭治郎・禰豆子兄妹の運命はどうなってしまうのだろうか。

■アニメ「鬼滅の刃」
放送日時:毎週土曜23:30~
原作:吾峠呼世晴
監督:外崎春雄
公式サイト:https://kimetsu.com/anime/