「まだまだ現役ってタフだなぁ」『モーニング』38号、『相談役 島耕作』連載開始&弘兼憲史インタビュー企画が大好評

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公開日:2019/9/4

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『会長 島耕作』11巻(弘兼憲史/講談社)

 2019年8月22日(木)発売の『モーニング』38号から、『島耕作』の最新シリーズ『相談役 島耕作』が連載スタート。会長の役目を終え新たな人生を歩み始めた島耕作が、「まだまだ現役ってタフだなぁ」と話題になっている。

 1983年に『課長 島耕作』としてスタートし、2019年で連載36年目に突入した同シリーズ。2013年からは『会長 島耕作』の連載が始まり、8月1日(木)発売の『モーニング』35号で完結を迎えた。その際同作のTwitter公式アカウントには、「#島耕作の次の役職を考えよう」というハッシュタグが。「終身名誉会長とか特別顧問とかが現実的かな」「議員や都知事みたいな政治方面に挑戦してみては」「定年退職して“農家 島耕作”とかどうでしょう」と、ファンからさまざまな意見が寄せられていた。

 今回の『モーニング』38号では、『相談役』が表紙&巻頭カラーで登場。表紙は大きな地球に寄りかかった島のイラストで、「次に手がける舞台は“日本のミライ”」というコピーも添えられている。さらに島の相談役就任を記念した巻頭カラー記事として、作者・弘兼憲史へのインタビュー企画も。弘兼は相談役という役職にまつわるさまざまな疑問について解説していった。

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 6年ぶりとなるシリーズ第1話では、新たな役職を背負った島の出勤風景をお届け。読者からは「相談役が何なのか、なんとなく理解できた気がする」「よくぞここまで出世できた…」「働く意欲バリバリで尊敬できる男だ」などの声が上がっている。

 ちなみに相談役にまで昇り詰めた島は、現在弘兼と同じ72歳という設定。弘兼は連載開始にあたって開いた記者会見で、「私が描けなくなる時が作品が終わる時」と語っているようだ。

 『会長 島耕作』の第12巻は、9月20日(金)に発売される予定。彼がどのような経緯で相談役に就任したのか、しっかり復習しておこう。