「『パレス・メイヂ』好きには堪らないよー!!」“青春男子寮デイズ”を描く『金の釦 銀の襟』に反響続出

マンガ

公開日:2019/9/12

『金の釦 銀の襟 -パレス・メイヂ側聞-』(久世番子/白泉社)

 久世番子の手がける少女コミック『金の釦 銀の襟 -パレス・メイヂ側聞-』(白泉社)が、2019年8月20日(火)に発売された。瑞々しい“青春男子寮デイズ”を描いた作品に、「本屋で見かけて表紙買いしたけど、めちゃくちゃ好きなやつだコレ…」「正統派な友情物だし笑えるところもあってすごく良かった!」「立て続けに2回読み直しちゃった。この世界観、好きだなあ」と好評の声が続出している。

 主人公の新津士郎は学校を留年したことがきっかけで、華族学校「修学院」に転入することに。そこで皇太子殿下のために建てられた男子寮に入り、学校生活でつねに殿下のお供をする「御学友」となった士郎。嫌々ながら御学友を務める士郎と殿下に、本当の友情は生まれるのか―。

 コミックスには昨年から今年にかけてウェブコミック誌『花ゆめAi』に掲載された5つのエピソードを収録。タイトルにある通り、久世の代表作である『パレス・メイヂ』と繋がった世界観をもっているのも大きな特徴だ。

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 『パレス・メイヂ』は明治時代をモデルにした架空の時代を舞台に、少女帝の彰子と侍従である御園公頼との“身分違いの恋”を描いた少女コミック。連載中には高い人気を誇り、2014年には「このマンガがすごい!」オンナ編の6位にランクインしたことも。ファンからは「ハイカラな世界観の描き方がめちゃくちゃ大好きです!」「大正ロマンとかが好きな人なら絶対に損しない、素晴らしいマンガだと思う」と評価する声がいまだに後を絶たない。

 『金の釦 銀の襟 -パレス・メイヂ側聞-』の発売日には、久世が自身のTwitterにて「華族学校の寄宿舎モノで、ほんのちょっとだけパレスのキャラが出てきます」というツイートを投稿。実際に作品を読んだ人からは「色々なキャラクターの“その後”が窺い知れて幸せな時間を過ごせました」「『パレス・メイヂ』が完結して悲しみに暮れていたけど、スピンオフ的な作品を書いてくれて本当にうれしかった!」「『パレス・メイヂ』好きには堪らないよー!!」と大興奮の声が上がっている。

 魅力的な世界観で描かれる青春物語に、ぜひ一度触れてみてほしい。