「何だこれと思ってるうちに読み終わってた」『ジャンプ』40号、新連載『ミタマセキュ霊ティ』に爆笑の声続出!

マンガ

公開日:2019/9/4

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『週刊少年ジャンプ』40号(集英社)

 2019年9月2日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』40号から、新連載『ミタマセキュ霊ティ』がスタート。幽霊を相手にハイテンポなアクションギャグが繰り広げられ、「1話目から謎の勢いがすごい」「何だこれと思ってるうちに読み終わってた」と話題になっている。

 同作を手がけるのは、以前『ジャンプ』で全裸になりたがる少年・白鳥飛の奇行を描いた『剥き出しの白鳥』を連載していた作家・鳩胸つるん。今回から始まった『ミタマセキュ霊ティ』は、除霊を生業とする青年・御霊浄の活躍を描いた作品だ。

 折互高校に通う女子高生・羽瀬玲奈は、100体弱の背後霊にとり憑かれている超霊媒体質。自分の後ろに列を作る背後霊たちを煩わしく思いながらも、生まれてからずっとこの体質でいたためすっかり慣れ切っている。ある朝玲奈が友人と共に学校へ向かっていると、突然怪しげな青年・御霊浄が声をかけてきた。彼は悪霊から人を守るボディーガード“セキュ霊(レ)ティ”を名乗り、「きみを先頭にして霊がめちゃくちゃ行列を作っているッ」と忠告。しかし霊感は玲奈より少し劣るようで、見当違いの方向に塩をまき始める。

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 御霊にドン引きの玲奈は彼を無視して登校するが、放課後に行列の中の1体が奇妙な動きで玲奈の周りを徘徊。そこへ再び御霊が現れ、銃型のアイテムで除霊を始めた。最初はビビりすぎて照準が定まらなかった御霊だが、突然目から涙をほとばしらせながら強そうな雰囲気に。玲奈の行列から出てきた1体の背後霊が、彼は泣くことで力を発揮するタイプの霊能力者だと解説する。

 霊が見えるのにビビりでヘタレな御霊には、読者から「世界一頼りないボディーガードだな」「怖すぎて常に小刻みに震えてるwww」「除霊の方法もクセが強すぎて死ぬほど面白い」と爆笑の声が続出。ほかにも「セキュレティって言いづらくない?」「突然解説してきたあの背後霊は誰なんだ」と、ギャグシーンにツッコミの声が後を絶たない。

 除霊を終えた御霊は、玲奈の背後霊を監視するため彼女の隣の部屋に引っ越してきた様子。一体このコンビからどんな物語が生まれるのか、次回も要チェックだ。

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『剥き出しの白鳥』(鳩胸つるん/集英社)