「傘の恨みでそこまでやるか!」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」71話、傘のために暴走する唐傘に爆笑の声続出

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公開日:2019/9/7

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『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年9月1日(日)に、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第71話が放送された。古い傘の妖怪・唐傘が傘を思うあまり暴走する姿に、「傘の恨みでそこまでやるか!」「ある意味めちゃくちゃホラーwww」と爆笑の声が上がっている。

 唐傘は赤い傘に1つ目、1本足という姿をした妖怪。妖怪たちのアパート「爽快アパート」に住んでいる唐傘は、現代の人々が使う色とりどりのおしゃれな傘を羨ましく思っていた。ある雨の日、唐傘は傘が無くて困っているねずみ男を助けることに。ねずみ男は唐傘に、鬼太郎の霊毛ちゃんちゃんこがあれば好きな姿に変身できるという話をする。

「隙を見て盗んじまえよ」とそそのかすねずみ男に対し、「鬼太郎は俺の恩人だ!」と返す唐傘。霊毛ちゃんちゃんこにはあまり興味を示さないが、その後ある青年がコンビニで傘を取り違える現場を目撃してしまった。青年が持ってきたはずの傘を手にして、彼の後を追う唐傘。すると青年は、バス停のベンチに間違えた方の傘も置いて行ってしまう。

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 傘を2本手にした唐傘は、バスを追跡して青年の家を特定。玄関先にそっと2本の傘を置き、傘と持ち主を再会させようと試みる。ところが青年は全く傘を大事にせず、唐傘がどんな手を使っても2本の傘が自分のものだと気づかない。怒った唐傘は、温泉に入っている鬼太郎から霊毛ちゃんちゃんこを盗んで人間に変身した。

 人間の男になった唐傘は、突然の雨に困っている青年に新しい傘をプレゼント。彼が傘を置き忘れたり取り違えたりすると、その都度現れて傘を大事にするように説教する。怯えた青年は、唐傘が化けた男をストーカーとして通報。ちゃんちゃんこを探しに来た鬼太郎も現れ、唐傘はきちんと懲らしめられる。

 どこに置いても戻ってくる傘という展開に、視聴者からは「呪いの人形みたいなやり方だな!」「傘に特徴がなさすぎてこれは気づけないwww」「その執念はどこから来るんだ」とツッコミの声が。物を大切にしてほしいという気持ちを訴え続けた唐傘は、昔かたぎの妖怪といえるのかもしれない。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/