「最高のねこ娘回だった」 アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第72話、恋するねこ娘の戦いに歓喜の声

アニメ

公開日:2019/9/14

img01
『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪ファイル』(水木しげる/講談社)

 2019年9月8日(日)に放送された、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第72話。ねこ娘が“色ボケ”になってしまった鬼太郎に翻弄されるエピソードが、「ギャグ回かと思ったらいい話だった」「欲に負けないねこ姉さん強くてカッコいい!」と話題になっている。

 今回ゲゲゲの森に現れたのは、吐息で人を恋愛体質に変えてしまう妖怪・いやみ。いやみの息を吹きかけられた鬼太郎は、ねこ娘に「君は僕の愛の女神!」と積極的なアプローチを始めた。何も知らないねこ娘は、デートに誘われてすっかりご機嫌。おめかしして待ち合わせ場所へ向かう。

 しかし街に出たねこ娘が見たのは、誰彼かまわず口説きまくる鬼太郎の姿。ねこ娘が混乱していると、ねずみ男やまな、目玉おやじまでもいやみの吐息で色ボケになってしまう。異変に気づいた砂かけばばあがねこ娘の元へ駆けつけると、ねこ娘は鬼太郎の告白が本心ではなかったことに落ち込んでいる様子。そこで砂かけばばあは、自分がかつて恋をしていた時のことを語りだした。

advertisement

 その話を聞いたねこ娘は、いやみを倒すことを決意。怒りに任せて爪を立て、容赦なくいやみを攻撃する。2人の間には鬼太郎も現れるが、ためらうことなく突き飛ばすねこ娘。そのままいやみを森へ追いつめ、とどめを刺そうとした。いやみは鬼太郎に甘い言葉をささやかせ、自分を倒せば2度とこんなセリフは聞けなくなると脅迫。しかしねこ娘は脅迫に揺らがず、「ニセモノの気持ちなんかじゃ全然足りない、満足できない!」と宣言していやみにとどめの蹴りを繰り出す。

 夢にまで見た鬼太郎の告白を、強い意志で打ち砕いたねこ娘。これにはファンからも「最高のねこ娘回だった」「これでこそ俺たちのねこ姉さん」「これからもねこ娘の想いを全力で応援したい」と絶賛の声が後を絶たない。

 ちなみに色ボケになってしまったまなが一目散に飛びついたのは、他の男ではなく何故かねこ娘。ねこ娘にも意外と“女たらし”な一面があるのかもしれない。

■アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」
放送日時:毎週日曜 9:00~
原作:水木しげる
キャラクターデザイン・総作画監督:清水空翔
公式サイト:http://www.toei-anim.co.jp/kitaro/