「そこは許しちゃダメでしょう!」 犯人に寛大な依頼人にツッコミの声続出【アニメ「名探偵コナン」954話】

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更新日:2019/9/26

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『名探偵コナン』96巻(青山剛昌/小学館)

 2019年9月14日(土)に放送されたアニメ「名探偵コナン」第954話。3週にわたって続いた事件の解決編にあたるエピソードだったのだが、犯人発覚後のある一言に「そこは許しちゃダメでしょう!」とツッコミの声が続出し話題になっている。

 今回の事件が起きたのは、資産家の諸岡が通いつめているバニーガールのクラブ「黒ウサギ亭」。店に近づくなと書かれた脅迫状を受け取った諸岡は、小五郎に犯人捜しを依頼していた。小五郎がコナンや蘭、そして弟子である安室透を連れて店を尋ねると、店員・有里のグラスに毒を盛られるという事件が。有里は病院に運ばれ、コナンと安室が捜査に乗り出す。

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 容疑者として名前が挙がったのは、諸岡と執事の深町、そして有里をライバル視していた店員・紗菜の3人。コナンは事件前後の3人の行動を振り返り、有里が毒を飲む瞬間に居合わせなかった諸岡と有里を容疑者から外していた。深町は事件発生時眼鏡を壊して裸眼の状態だったため、有里のグラスを選んで毒を入れることは不可能だと主張。しかしコナンは、スマホのカメラでズーム機能を駆使すればまるで虫眼鏡のように遠くのものを見ることが可能になると指摘する。

 深町が有里を狙ったのは、妻を亡くしたばかりの諸岡が若い娘に入れ込むのを見ていられなかったため。しかし諸岡にとっての有里は、愛人などではなく実の娘だった。諸岡は妻と結婚する前に別の女性と駆け落ちした過去があり、有里はその時に生まれた子ども。全てを知った深町が後悔と自責の念に駆られた時、病院から有里が意識を取り戻したと連絡が入る。

 有里に合わせる顔がないと深く反省する深町に、「わけを話せば許してくれるさ。私の娘なんだから」と声をかける諸岡。深町は涙を流して諸岡に感謝したが、視聴者からは「許して…くれるかなぁ!?」「いい話なのか…?」「旦那様心広すぎでしょ(笑)」と驚きや爆笑の声が相次いだ。普段から事件の多い『コナン』の世界だが、意外と心優しい人も多いのかもしれない。

 事件解決後には、工藤邸に忍び込む安室とそれを迎える赤井の姿も登場。このシーンがどんな展開に繋がっていくのか、この先も見逃せない。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/