秋彦と春樹と雨月の“苦くて熱い恋”―― キヅナツキ原作BLアニメ「ギヴン」映画化決定！

　キヅナツキ原作のBLアニメ「ギヴン」の映画化が決定。ファンから「まだまだギヴンの世界が見れるのうれしすぎィ！」「春樹さんと秋彦のお話を劇場でやるのエモ…」と歓喜の声が続出中だ。

　同作は音楽への情熱を失いかけていた少年・立夏が、ある日踊り場で真冬と出会うところから始まる。偶然聴いた真冬の歌がきっかけで、変わり始める2人の距離。立夏・春樹・秋彦の3人で組んでいたバンドに真冬も加わり、物語は加速し始めるのだった―。

　BLコミックとしてノイタミナ初のアニメ化を果たした同作は、2019年7月から放送スタート。切ない恋愛と青春バンドストーリーが、「真冬の過去のエピソードには心が締めつけられるけど、でも立夏と出会えたからよかったね～～（泣）」「めちゃくちゃ切なくてキュンキュンする」「原作の美しくて暖かい日常を完全に再現してた… 大好き…」とファンから大好評。

　また9月19日（木）深夜に放送された最終回では、同作の映画化を発表。映画では立夏と真冬のバンドメンバーである春樹と秋彦、そして秋彦の同居人・雨月の“苦くて熱い恋”が描かれる予定だ。

　これにはファンも「春樹の切ない片思いはむくわれるのか… 大画面で見届けられるの最高です」「原作で1番心打たれた春樹と秋彦のエピソードを映像化してくれるのは、まじ感謝でしかない」「雨月さんのこと大好きだから、続編で雨月さんが大活躍するの楽しみ！」と大興奮。

　原作者のキヅナツキは自身のTwitterで、「映画は大学時代に打ち込んできた世界なので、今回自分の作品が映画化することは私にとって特別嬉しいです。うまく言えませんが、なんというか改めて、本当にありがとうございます」とコメントしている。

　またアニメ内で立夏たちが組んでいるバンド・ギヴンによるシングル「まるつけ/冬のはなし」が実際にリリース。キヅナツキ書き下ろしショート連載がついたBlu-ray＆DVD1巻も9月25日（水）に発売された。

　映画は2020年に公開決定。続報は追って発表されるとのことなので、新たな情報を楽しみにしていよう。

■アニメ映画「ギヴン」
原作：キヅナツキ
監督：山口ひかる
脚本：綾奈ゆにこ
キャスト：矢野奨吾、内田雄馬、中澤まさとも、江口拓也、浅沼晋太郎 ほか
TVアニメ「ギヴン」公式サイト：http://given-anime.com/