「トップレベルのカオス回」“昆虫人間牧場”のある奇妙な村に爆笑の声【アニメ「名探偵コナン」955話】

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更新日:2019/10/8

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『名探偵コナン』96巻(青山剛昌/小学館)

 2019年9月28日(土)に、アニメ「名探偵コナン」第955話が放送された。子どもたちがみんな昆虫の格好をしているという奇妙な村が登場し、「カオス回の中でもトップレベルのカオス回」だと話題になっている。

 今回コナン・元太・光彦・歩美の4人が訪れたのは、「村営昆虫人間牧場」の看板が掲げられた黒野須村。元太は“昆虫人間”を捕まえようと大きな虫取り網を持ってきたが、村で見つけたのは昆虫でも牧場でもなく重機がたくさんある森だった。集まっていた大人たちに睨まれた少年探偵団は、一目散に退散して「兜屋食堂」という店へ。そこで店番をしていた少年・兜航一から、この村で起きたある事件についての紙芝居を見せられる。

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 村ではかつて国の役人による開発計画があったのだが、村長は森にあるという昆虫好きの姫・蛾蛾姫の墓を守るため猛反対。代わりに子どもたちが昆虫の着ぐるみで遊ぶ「村営昆虫人間牧場」の計画を立てるが、村の大人たちと揉めて辞任を迫られてしまった。辞任した元村長は退職金で森を買い取り、“蛾蛾姫の宝”を探す発掘作業を開始。元村長の急逝後、村には“宝の地図”だけが残されたという。

 森にある重機は発掘作業のためのもので、集まっていた大人たちは蛾蛾姫の宝が目当てだった様子。元村長の行動を調査したコナンは、大人たちの前で真実を語り始める。

 この森に蛾蛾姫の宝があるというのは元村長の作り話で、宝の地図にかかれていたのは蛾蛾姫の墓と同じ前方後円墳の作り方。自分の死期を悟った元村長が最期に思いついたのは、大人たちを騙して昆虫人間牧場の開発を進めようという計画だったのだ。それを知った大人たちは、宝探しをやめて元村長の意志を受け継ぐことを決めた。

 解決してみればハートフルな事件だったが、村の子どもたちが当たり前のように昆虫の着ぐるみを着ている光景には読者から爆笑の声が続出。「そんなに昆虫人間牧場が欲しかったのか」「生活しづらくない?」「元太たちまで着るとは思わなかったwww」とツッコミの声も相次いでいる。

 意外と順応性の高い少年探偵団のメンバー。彼らは次にどんな事件と遭遇するのだろうか。

■アニメ「名探偵コナン」
放送日時:毎週土曜 18:00~
原作:青山剛昌
監督:山本泰一郎
公式サイト:http://www.ytv.co.jp/conan/