青山剛昌「皆さんお待たせしやした!」『名探偵コナン 警察学校編』連載スタートに「表紙で泣けてくる」 「人生最高のスピンオフ」の声

マンガ

公開日:2019/10/3


 2019年10月2日(水)発売の『週刊少年サンデー』44号から新連載『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』がスタート。さっそく読者から「知りたかったエピソードがついにキター!」「表紙見ただけで泣けてくる…」と大反響が巻き起こっている。

 表紙&センターカラーに登場した同作は青山剛昌が原作、『名探偵コナン ゼロの日常』も手がける新井隆広が作画を担当。降谷零・松田陣平・伊達航・諸伏景光・萩原研二の知られざる警察学校時代が描かれる。

 セピア色のトーンで降谷ら5人が並んだ表紙とは打って変わり、第1話「竜虎相搏」は警察学校敷地内で殴り合う降谷と松田の姿から幕開け。両者は互角の勝負を見せるものの、どうやら松田は降谷の“ボクちゃん警察大好き”という根性が気にくわないらしい。対決後に降谷は絆創膏を求め、諸伏の部屋を訪問。諸伏からケンカ相手と仲良くやっていけるか尋ねられ、降谷は「はあ? 冗談だろ?」と答えるのだった。

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 翌朝絆創膏を貼って並んだ降谷と松田に教場教官・鬼塚八蔵が声をかけたものの、伊達が上手く誤魔化す。その場は事なきを得たものの、鬼塚曰く降谷ら5人は“クセ者揃い”。「先が思いやられるよ…」と愚痴をこぼす鬼塚の読み通り、松田は警察を見下すような態度を見せる─。

 メインキャラの1人・松田は、『名探偵コナン』でも高い人気を誇る人物。残念ながら爆弾処理中に殉職しており、主に回想シーンでの登場となっている。警察学校時代のエピソードを求めるファンは多く、青山は巻末で「皆さんお待たせしやした! まずは松田編をご堪能あれ♪(笑)」とコメントを寄せていた。

 読者は今は亡き松田の姿に大興奮の様子で、ネット上には「松田推しの私にとって人生最高のスピンオフ」「未来のことを思うとちょっぴりしんどいけど松田さんたちが生き生きとしていて嬉しい!」「若き日の松田さんが登場したことで松田ファンがさらに増えそう」「単行本が出たら家宝にしたい」といった声が続出している。

 次号も表紙を飾る警察学校編。松田陣平には、一体どのような物語が秘められているのだろうか。

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『週刊少年サンデー』44号(小学館)