「おっちゃんが降谷超えのスペックということ?」『名探偵コナン 警察学校編』第2話で毛利小五郎らしき人物の言及に騒然

マンガ

公開日:2019/10/11

img01
『週刊少年サンデー』45号(小学館)

 2019年10月9日(水)に発売された『週刊少年サンデー』45号。『名探偵コナン 警察学校編 Wild Police Story』第2話で毛利小五郎と思われる人物への言及があり、「小五郎のおっちゃん、降谷超えのスペックということ?」「おっちゃんだとしたら超シビれる!」と読者を驚かせた。

 松田陣平が放った「警察なんてクソ食らえ」という不敵な言葉が気になる降谷零。資料室で見つけた過去の新聞記事には、松田の父親でプロボクサー・松田丈太郎が殺人容疑で逮捕されたとの見出しが。資料室にやってきた諸伏景光によれば丈太郎は“誤認逮捕”だったが、ボクシングをやめて酒に溺れてしまったという。降谷は松田が警察を恨む理由には辿りついたものの、なぜ松田が警察官になりたがっているかは判然としない。

 鬼塚教官立ち会いのもと射撃訓練の時間になると、降谷は射撃能力の高さを発揮してほぼど真ん中に5発命中させる。しかし鬼塚は降谷のセンスを認めつつも「上には上がいる事を覚えておけ!」と話し、降谷たちの“先輩”に最初の試射で20発全弾ド真ん中に的中させた天才がいると紹介。鬼塚曰くその人物は現在刑事を辞め、米花町で探偵事務所を構えているらしい。

advertisement

 一方降谷とは対照的に松田は射撃が上手くいかず、拳銃の破損を疑い勝手に分解してしまう。鬼塚の怒りを買って訓練は中止となったが、今度は銃弾が1発返却されていないことが判明。鬼塚に疑われた松田は、全弾撃ち尽くし空薬莢も補助教官に渡したという。それでも鬼塚に信用されず松田は反発を強めるが、班長の伊達航が間に入ってその場はなんとか取り繕われた――。

 鬼塚が天才と称した人物は名前こそ明かされなかったものの、口ひげを生やした男性のシルエットが。読者からは「刑事やめて探偵やってるって絶対におっちゃんのことや…」「スピンオフでまさかすぎるおっちゃんのエピソード!?」「やる時はやる男。それが毛利小五郎ですからね!」といった声が続出している。

 ラストでは鬼塚の首にロープが絡まり、宙吊りになる緊急事態が発生。それを目の前で目撃した降谷たちは、次回どのような行動に出るのだろうか。

img02
『名探偵コナン ゼロの日常』3巻(著:新井隆広、原案協力:青山剛昌/小学館)