【連載陣の本棚】ゆりいかさんが思わずジャケ買いしたくなる本
更新日:2014/10/16
連載陣の本棚、5人目はダ・ヴィンチ電子ナビで定期開催している「Twitter読書会」の司会者を務める、ゆりいかさんが登場! 「Twitter読書会」は、課題本やテーマを決めて、その本を読んで思ったことを開催期間中につぶやき、他の参加者らと意見を交わすというもの。
そんなゆりいかさんが本棚に登録してくれたのは、『思わずジャケ買いした1冊』。他にもたくさん本棚に登録されてるので、ゆりいかさんの本棚も要チェックだラコ!
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- 1位
- 幻想的な世界に吸い込まれそう
- 著者名:紅玉 いづき
- 発売元 : KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 価格:572円
魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。-それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。
- 2位
- アニメタッチのイラストから漂うリアルな雰囲気
- 著者名:滝本竜彦
- 発売元 : 角川書店
- 価格:596円
俺は気づいてしまった。俺が大学を中退したのも、無職なのも、今話題のひきこもりなのも、すべて悪の組織NHKの仕業なのだということを!…だからといって事態が変わるわけでもなく、ずるずるとひきこもる俺の前に現れた清楚な美少女、岬ちゃん。「あなたは私のプロジェクトに大抜擢されました」って、なにそれ?エロスとバイオレンスとドラッグに汚染された俺たちの未来を救うのは愛か勇気か、それとも友情か?驚愕のノンストップひきこもりアクション小説ここに誕生。
- 3位
- 絵の透明感に胸をつかまれる
- 著者名:三上延
- 発売元 : アスキーメディアワークス
- 価格:637円
鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。
- 4位
- すごく不思議ですごく面白い
- 著者名:円城塔
- 発売元 : 早川書房
- 価格:799円
さまざまな「後藤さん」についての考察が、やがて宇宙創成の秘密にいたる四色刷の表題作ほか、百にもおよぶ断片でつづられるあまりにも壮大で、かつあっけない銀河帝国興亡史「The History of the Decline and Fall of the Galactic Empire」、そしてボーイ・ミーツ・ガール+時間SFの最新型モデル「墓標天球」など、わけのわからなさがやがて圧倒的な読書の快楽を導く、さまざまな媒体で書かれた全六篇+αを収録。
- 5位
- 萌えさせつつもどこかスタイリッシュ
- 著者名:森田季節
- 発売元 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 価格:1,575円
千里、朝日、弥刀はある誓いを交わし“ともだち”になった。しかし、「同盟」は朝日が弥刀に告白したことでゆらぎ…。数日後、千里は駅のホームから落ちて死んだ!「忘れ物をしてしまいました。近いうちにお迎えにあがります」葬儀から数日後、千里からのありえない電話が誓いを試す-。
ゆりいか
ネットの中に住む文学少女。名前はゆりいか(@yuriikaramo)いつも家の中で本を読んで、Twitterしてたら「読書会をやりなさい」と色んな人に言われてTwitter読書会をやり始める。いつの間にか、本物の小説家さんにインタビューしたり、自分でも文章を書くようになったりして今に至る。