主人公を【大泉洋】で完全あてがきした前代未聞のベストセラー小説を吉田大八監督が映画化!『騙し絵の牙』2020年6月公開!

文芸・カルチャー

2019/10/30

発行:KADOKAWA/角川文庫

 累計発行部数50万部突破を誇り映画化も話題となったミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士、待望の話題作で、あの「大泉洋」を主人公にあてがき(その役をあらかじめ決めた俳優を想定して書き下ろすこと)して表紙モデルにも起用、2018年本屋大賞にランクインされ、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説『騙し絵の牙』(KADOKAWA)。その小説が、もちろん大泉洋を主演に据え、吉田大八監督により映画化が決定! 国民的俳優と日本アカデミー賞監督との最強タッグで、邦画界最高峰のエンターテインメント作品が誕生する。共演には、松岡茉優・佐藤浩市、2020年6月全国で公開されることも決定した。

 大手出版社「薫風社」に激震走る!かねてからの出版不況に加えて創業一族の社長が急逝、次期社長を巡って権力争いが勃発。専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされる…が、この一見頼りない男、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた!嘘、裏切り、リーク、告発。クセモノ揃いの上層部・作家・同僚たちの陰謀が渦巻く中、新人編集者・高野(松岡茉優)を巻き込んだ速水の生き残りを賭けた“大逆転”の奇策とは!?

 主人公・速水を演じるのは、国民的人気俳優の大泉洋。本人のイメージ通り、飄々とした性格と軽妙なトークで親しみある一方、実は狡猾な裏の顔を持ち、奇想天外なアイデアで業界に旋風を巻き起こす男を“いつもとは違う大泉洋”として魅せる。その速水の策略に巻き込まれていくヒロインの高野役には、『万引き家族』(18)で世界に認められた若き実力派女優で大泉と初共演の松岡茉優。志のある文芸誌編集者だったが、不本意にも速水の部下に。ふり回されながらも強い信念を貫き、成長していく女性を演じる。そして出版社の重役・東松役には、映画『64 -ロクヨン- 前編』(16)で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、話題作への出演が続く佐藤浩市。傾きかけた会社を立て直すべく、次期社長候補のライバルたちを蹴落として改革を断行する容赦のない男を演じる。監督は『桐島、部活やめるってよ』(12)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞及び最優秀監督賞、『紙の月』(14)で第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した、吉田大八。『天空の蜂』(15)の楠野一郎と共に、監督自ら脚本も手掛ける。まだ明かされていない作家や同僚などのキャストにも、超豪華な俳優陣が集結し、オールスターキャストになるという。今後解禁となる情報にも注目してみてほしい。

 軽妙でコミカルな会話劇に組織とのスリリングな攻防。出版業界を舞台に繰り広げられる、仁義なき騙し合い合戦。速水が仕掛ける“大逆転劇“の幕が上がる!

キャスト・監督映画化へのコメント

■大泉 洋(46)
速水輝 役(薫風社カルチャー誌「トリニティ」編集長)

私を主人公として当て書きした塩田先生のベストセラー小説の映画化が決定し、いよいよ撮影に入ります!もちろん主演は私が務めさせていただきます。とりあえず別の俳優さんに役を奪われなくて良かったと、ホッとしております(笑)また共演に松岡茉優さん、佐藤浩市さんと伺い、これほど心強い共演者は居ないと歓喜しております。お2人とは「上司と部下」という関係になりますが、台本上も一癖も二癖もある役どころなので、今からどんなお芝居になっていくのか楽しみでしかありません! 吉田大八という素晴らしい監督と共に、原作とはまた違う、映画版としての魅力を持った『騙し絵の牙』を創り上げたいと思います。ご期待ください。

松岡茉優(24)
高野恵 役(薫風社文芸誌「小説薫風」の新人編集者)

高野恵役の松岡茉優です。実家が町の本屋さんをやっている恵は小さい頃から本、そして本が好きな人たち、人と本との出会いを日常的に目撃してきました。私自身小さい頃から本が好きで、小説も漫画も雑誌も実用書も読みますが、その形は年々変化し今では紙の本と電子が半々です。出版業界の今を描く今作で、これからの本はどうなっていくのか、どうなっていけるのか、皆様と模索していけたらと思っています。吉田監督とは『桐島、部活やめるってよ』以来となります。16歳だったあの時から8年経ち、私は24歳になりました。有難いことにあれから様々な現場を経験させて頂きましたが、8年経ったのに、とがっかりされないか。あの時より成長出来ているのか、もしかしてあの時より良くなかったりして。などなど吉田監督への想いで溢れます。時間が経ってまた呼んで頂けたことを誇りに思い、緊張感を持ち、憧れの先輩方との共演に胸を躍らせながら日々過ごしていけたらと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

佐藤浩市(58)
東松 役(薫風社専務・次期社長候補)

大泉洋くんとは前作『こんな夜更けにバナナかよ』ではほとんど絡みはなく、『清須会議』以来のお芝居になります。突っ走り続ける大泉洋を間近で見るのを楽しみに現場に行かせてもらいます。

■監督:吉田大八(56)
誰しもいつかは負けるので、人間はいま負けているか、勝ちながら負けることを予感しているかに分かれます。それがわかっていても何故か戦ってしまう、どうしようもなく面倒で熱苦しい人間たちの映画を作りたいと思います。テーマはもちろん「負けて勝つ!」です。初めましての大泉洋さんと佐藤浩市さん、そしてお久しぶりの松岡茉優さんとの仕事を心から楽しみにしています。

原作:『騙し絵の牙』11/25(月)文庫化決定!
角川文庫/定価:720円(税別)
累計17万部突破!
2018年本屋大賞ランクイン作、新カバーで文庫化
文庫版の解説は、大泉洋

著者:塩田 武士
1979年兵庫県生まれ。神戸新聞社在職中の2011年「盤上のアルファ」でデビュー。2016年「罪の声」で第7回山田風太郎賞を受賞、“週刊文春ミステリーベスト10”で国内部門第1位、2017年本屋大賞3位に。2018年には本書「騙し絵の牙」が本屋大賞6位と、2年連続本屋大賞ランクイン。2019年「歪んだ波紋」で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。

映画「騙し絵の牙」 2020年6月全国ロードショー
■タイトル:騙し絵の牙
■監督:吉田大八
■脚本:楠野一郎/吉田大八
■原作:塩田武士「騙し絵の牙」(KADOKAWA刊)
■出演:大泉洋 松岡茉優 佐藤浩市 ほか
■配給:松竹
■撮影スケジュール:2019年10月30日クランクイン~12月中旬クランクアップ予定
■公開:2020年6月全国ロードショー
■公式サイトmovies.shochiku.co.jp/damashienokiba/
■公式Twitter@damashienokiba